イチモンジセセリも,マツバギクにとってはありがたい訪問者。長い口吻を伸ばして蜜を吸う光景は様になっています。
慎重に近づけば,警戒心は現れません。人懐っこい感じすらします。
前からでもOKです。 夏の色は強烈な原色です。
今夏は昆虫とのたのしい出合いがたくさん。ギラギラ照りつける夏の日差しのお陰です。出合いに感謝。
イチモンジセセリも,マツバギクにとってはありがたい訪問者。長い口吻を伸ばして蜜を吸う光景は様になっています。
慎重に近づけば,警戒心は現れません。人懐っこい感じすらします。
前からでもOKです。 夏の色は強烈な原色です。
今夏は昆虫とのたのしい出合いがたくさん。ギラギラ照りつける夏の日差しのお陰です。出合いに感謝。
9月15日。公園の山裾にて。
そこは斜面。草刈りが定期的になされ,草丈は大したことはありません。草の中に,メドハギがあちこちに生えています。メドハギは茎を刈られても,新しい茎を次々に伸ばします。山林との境界領域に,山林側から長い茎が一本倒れ掛かっていました。
その茎先にキタキチョウの卵が一粒。
そこにキタキチョウが一頭飛来。そうしてメドハギにとても興味を持っている様子。やっぱり! 舞い降りると,産卵ポーズ。
なんとか一枚撮影に成功。もちろん卵が産み付けられていました。
他の株を見ていくと,幼虫も!
キタキチョウの生活環がいくつも重なっているのが今です。
ハグロトンボの産卵風景をもう一度見るチャンスを得ました。
農業用排水路を流れる水が落ちる会所。そこには上の方から小石や土が流れて来て,溜まります。そこにアメリカセンダングサが生えていて,根がわんさか広がっていました。会所を見ると,雑草の葉にハグロトンボのオスがとまっていました。どうも舞い上がる気配がないので,よく見ると,すぐ近くのセンダングサの根にメスがとまって,腹端を水中に入れていました。オスは見守っていたのです。
わたしが体勢を崩しそうな格好で,なんとか写真に収めたいと思い,コンデジを持った手を伸ばしました。下写真の角度なので,とても撮りにくく一苦労。
左側に腕をぐうっと伸ばして,水に落ちそうな格好で撮ったのが次の写真です。ハグロトンボは脚をすっかり水に浸けています。頭部は水面すれすれ。種の維持こそいのちあるものの使命といった場面です。
オスがじっと見守っていました。とまったままでなく,周辺を低空飛翔しながら警戒するかのように。なんとしてでも自分の子孫を残したいという決意がみえるような光景でした。