自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏をたのしむ,虫の目写真(23) ~トノサマバッタ Ⅰ~

2018-09-24 | 昆虫

池の畔にある草地でトノサマバッタを見かけました。意外におとなしいのでびっくりしたほどです。ふつうこんなに近づくことはできません。 

 

舞い上がったので,後を追いかけて行きました。前方向からも撮ることができました。

 

すこし歩いて向きを変えました。しかし,飛び立つ気配はありません。 

 

お陰で大助かり。

 

一緒に行っていた知人に通行人になってもらいました。人が写ると,またたのしい構図になりました。 

 

後日の夕方,再びそこを訪れました。日没後です。トノサマバッタが草の根元で休んでいるのを見かけました。枯れ草と緑の葉そっくりな体色は,身を守るのにぴったり。

 

 

昆虫のくらしを写し撮る営みは,素人ながらの観察眼を鍛えるのに大いに役立っています。 

 


秋,“虫の目”でとらえた花たち ~ヒガンバナ~

2018-09-24 | 

朝。雲の間から朝日が射して,ヒガンバナを照らしかけます。この花を見ると,いかにも秋の突入したという節目を感じます。太陽は右隅にあります。

 

花弁やら蕊の曲がり具合が優雅な姿をつくり出しています。逆光に映える姿を撮っておきたいと思いました。 

 

真っ青な秋空もいいですが,青と白の混ざった秋空もやさしくっていいものです。そこに真っ赤な花。コントラストが冴えます。

午後,場所を移して撮影。ちょっぴりでも青空が覗くのが理想なのでが,近頃の天気を思うとそれも叶いません。林立するヒガンバナ。向こうの道を自動車が走り過ぎます。

 

蕊の間を乗用車が。

 

ヒガンバナの風景は秋にぴったり。

 


ヤイトバナの葉と卵

2018-09-24 | 昆虫

ヤイトバナの葉で卵を一粒見つけました。ヤイトバナは草刈りの後新たに出て来たもの。それで背がとても低いのです。卵はこれまで見たことのない半球。色は薄いブルー。下写真がそれです。

 

おまけに,卵には“寄生バチ”キイロタマゴバチがいました。なるがままが原則なので,けっして追い払ったりしません。この場合は,ハチが産卵したあとの変化を見届けることがポイントになります。

 

ハチはほとんどじっとしていて,たまに表面をゆっくり動き回りました。

 

もし孵化するとすれば,いつ,どんな幼虫が現れるのでしょうか。観察がたのしみです。ハチがいなくなってからサイズを測りました。直径1mmです。