自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモン,産卵から孵化へ(10)

2020-05-22 | ツマグロヒョウモン

花壇のパンジーを見ると,こんなにたくさんの卵が見つけられていました。

 

たぶん同時に産み付けられた卵もあるでしょう。これだけあれば孵化を見逃すことはないはず。

 

話は変わりますが,ホトケノザの葉に産み付けられた卵がやっと孵化しました。雨が長い間降らなかったので,ホトケノザはすっかり枯れています。そこで孵化したのです。

 

この場面を目撃できたのはまったくの運です。長い間放っておいて,久しぶりに見ると孵化寸前だったのです。

 

さっさと出て来ました。

 

頭部がすっぽり外に出ました。

 

あとは懸命に出てしまうだけ。

 

これで完了。誕生した瞬間です。

 

いつものように殻を食べました。全部食べました。

 

自然界ではこのあと食草を自力で探して歩かなくてはなりません。偶然スミレに行き着いたらようのですが,このからだではなかなかそうもいきません。生き延びるってたいへん!

 


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