
小さな鉢から大きなプランターへ葱を植え替えました。元気になってくれました。
スイスとドイツの友人にJapanese Calendar を送りました。
一番良いスペースを開けて待っているとにくいことを言ってくるので、毎年送っています。
うちの一人から、「Tea Presso」は日本で売れるか、どうやって売ったら良いか相談を受けました。
随分と虫の良い話です。
いいよ、ボランティアでやります。2週間、時間をくださいと宣言しました。
これは、困ったことになりました。
以前、スイスのビール工場でタンクを借りた。
日本酒を造ることを検討しているが、2Klの日本酒を醸造するためのプロセスを調査してくれと
依頼されたことがありました。1週間で頼むと言われました。
馬鹿野郎です。
さっそく、調べたところ、東京都には10社の造り酒屋がありました。
電話でアポイントをとれたのは、2社でした。
田村酒造と豊島屋酒造でした。
田村酒造は仕込みが終わっていて、杜氏さんはいらっしゃいませんでした。
東村山の豊島屋酒造は、若い杜氏さんが時間を作って案内してくださいました。
「実は、今度スイスで酒を造ることを検討している。どうやって作るのかプロセスとサイジングを調べてこい」と
いうことで、来させていただきました。と正直に言いました。
「最新酒造講本」と「清酒製造技術」(共に財団法人日本醸造協会発行)の2冊を
持って来て、勉強するならこれが良いですよ。と教えてくださいました。
翌日、王子の日本醸造協会に行き、買うことができました。
見せて頂いたプロセスとにわか勉強で得た知識で3日後に、
「プロセスとサイジング」のレポートを送ることができました。
その後は、なんの連絡もありませんでした。
あれは、なんだったのか。相当テンパったのに。
あれから、何年経ったのでしょう。
今回は、お茶の話です。
はてさて、困りました。
冒頭の葱は、狭い鉢で精一杯伸びた株を少しずつ分けて、
プランターに植え替えてやりました。
植え替えた当初は元気だったのですが、折れた葉は、
緑だけど次第に枯れていきました。駄目かなと諦め半分でした。
それが、この頃新芽を出し始め元気になったのです。
申し訳ないやら、嬉しいやらで、生命の奥深さを感じています。
もう2か月もすると、りっぱな分葱になることでしょう。
ほいほいと 受けたは良いが 鹿威し
2015年12月16日