一席お付き合い願います

地元で行われた落語会に行ってきました。
開催が決まったのは昨年のこと。
チケットの販売開始は12月。
年明けに緊急事態が宣言されて、どうなるのかと思ったのですが、何の連絡もありませんでしたので、そのまま開催されるのだと会場に向かいました。
入り口で、マスク確認、検温・手指の消毒をして会場に入ると、後ろの方の席は「1席おき」に使用禁止となっていましたが、私が取った席(頑張って電話を掛けたので、かなり良い席です)はフツーに使える様子。
お客さんも続々入ってきます。
開演前に
「今回は会場定員の50％以下で開催いたしますが、チケットを昨年12月から販売しております。
そのため、前の方の座席は埋まっておりますが、後方の席に空きがあります。
そちらに移って頂くことも可能ですので、ご希望の方は係員にお声をかけてください。」
と、アナウンスがありましたけれど、わざわざ後ろの席に移る方が居るのかと。

会が始まって、落語家さんが登場。
案の定マクラで
「このご時世ですので、後ろの方はひと席ずつ空いておりますが、前の方はビッシリ。
なんなんでしょうね。ソーシャルディスタンス」
と、会場の笑いを誘っておりました。

2時間ほどの会で、落語ですので、笑い声は起きましたけれど、かけ声等は無く終演となりました。
久しぶりに「何かを観る」ということをしました。

　　　　　河津桜が8分咲き