今日、地元のスーパーにお買物に行ったら
「ポイントカードが始まります」
という案内がありました。
今や「導入していないお店は無い」と言われるほど、ブームの「ポイントカード」
ポイントが貯まると、キャッシュバックやお買物券が貰えるのは嬉しいのですけれど、お財布の中がカードだらけになってしまうのが難点といえば難点。
「またカードが増えるのか...」
と思いつつ、やはり入会してしまいました。
入会カウンターで、申し込みの書類を記入するのはどこでも同じなのですが、こちらの申込用紙、名前の記入欄がありません。
住所も、町名までで番地は記入不要。(モチロン電話番号も)
後、記入したのは、性別と生年月日だけです。
無記名のカードはすぐに貰えて、説明では
「こちらのカードは無記名ですので、紛失された場合の再発行はありません。
新たに入会となります」と。
会員登録といえば、氏名や連絡先を記入するのが一般的です。
にもかかわらず、それらが全く無しというのは...?
でも、よくよく考えてみると、これはなかなか良いアイデアかと思います。
「個人情報の取り扱い」が厳しくなった今日。
お買物客のデータを集めたのは良いけれど、その情報を入力する手間もかかりますし、管理には厳重な注意を払わないと、流失騒ぎにでもなったらお店の信用はガタ落ちです。
細かい顧客管理をするのならともかく、最低限の情報
「買い物客の住んでいる地域と年齢、性別」
があり、
「その人が年間どのくらいの買い物をしているか」
の情報があれば、地域のスーパーのマーケティング情報としては十分です。
カードを紛失した場合は個人の責任ですので、貯まったポイントが失効してしまっても、お店側にとって何のマイナスもありません。(むしろプラス?)
「会員登録」というと、
「こちらの身分を全て明らかにしないといけない」と思っていましたので、
「そういう考え方もあるのか」とスーパーで「目からウロコ」の体験でした。