ヌスビトハギという植物をご存じでしょうか?
花は萩の花を小さくしたもので、可愛らしいのですけれど、実になると.....。
明日のお花の講習会で使おうと、ススキを取りに行きました。
(お花屋さんも並んでいましたが、どうも「買う」のは許せない?!?)
とある会社の塀の外側に生えているのを見つけ、これをいただくことに。
夢中で採集して、その場を離れて自分の体を見ると...
緑色の何かが、びっしりと服に着いています!
カメムシを小さくしたような形で、一瞬ドキっとしましたが、動かないので虫ではありません。
髪の毛にも違和感があるので、手で触ってみると、こちらにもビッシリ!!
「なんだか私、トンでもないことになっているんですけど...」
と言って、車で待っていたでんかのところまで行くと
「これはスゴイ!!」
そこから、ナゾの実取りの作業が始まりました。
車の通行量は少ないとはいえ、時々は脇を通過していきます。
(「この人達は何をやっているの?」と好奇な目で見られて居たに違いない!!)
10分ほどの悪戦苦闘の末
(服から取り外して近くに投げると、ズボンに付くという始末)
なんとか、服も髪もキレイになりました。
「犯人は誰だ?」
と、でんかがススキの側に行き、とある植物を発見。
家に帰ってネットで調べて、「ヌスビトハギ」だと判明しました。
ススキにまわりにそんなものが生えていたとは全く気づかず、実についたトゲトゲも「毛」のようなカンジで触っても何も感じません。
半袖で作業していたのに、全然気がつきませんでした。
「相手に気配を感じさせずにくっついて種を運ばせる」
恐るべし、ヌスビトハギ!?!
(実を外すことに没頭して、写真を撮り忘れてしまいました)