大平台の美しいヘアピンカーブ
函嶺洞門には、必ず変なのがいる
権太坂、というのもミステリアスな響き
〈スポーツ〉
毎年ネタにしている「箱根駅伝」
これを観ないと年が明けない。
そんな人も多いのではなかろうか。
今年は圧倒的な強さで東洋大学だった。
90回記念大会で、普段より3校多い23校。
シード権争いも面白かった。
そして、繰り上げスタートの悲喜劇の感動。
ごぼう抜きの外人のアクシデント。
テレビに釘付けの10時間であった。
復路の名所のいくつかを、勝手にアップする。
ところで、トップの写真はは記念大会のハンドタオルだ。
11月のある日、ポストに入っていた応募ハガキの当選グッズである。
ベンチコート100名
アスリートタオル100名
外れてもダブルチャンスでハンドタオルが1000名とあった。
即応募した。
しばらくしたある雨の日、玄関のチャイムが鳴って、出てみたら、ベンチコートを持ったお兄さん。
「箱根駅伝のキャンペーンにご応募、ありがとうございます。」と言う。
なにぃ!ベンチコートが当たったのか〓。
以下、お兄さんを「兄」英さん。を「英」という。
兄「いえ、ベンチコートは外れましたが、ダブルチャンスのハンドタオルが当たりました。」と差し出してくる。
英「そうかい、ありがとう。ご苦労さん。」と受け取る。
兄「ところで、箱根駅伝、スタートとゴールはどこかご存知ですか?」
英「東京だよね。」
兄「東京の新聞社前なのですが、何新聞かご存知ですか?」
英「毎日新聞だったかな?」
兄「いえ、読売新聞社前です。」
英「あー、そういえばそうだったね。」
兄「ところで、読売新聞、しばらくご購読いただけないでしょうか。」
英「なぬ?そういうことだったか。」
兄「実はそうです。ご契約いただければ、このベンチコートも差し上げます。」
英「いいのかよ。」
兄「実は、山形県内の割り当ての余った分で、これが私の分のラストの1着なのです。」
英「(ちょっと揺らぎながら)う~ん、うちは、東京日々新聞の時代から毎日新聞なんだ。親の遺言で、ほかは絶対取るなと言われているんだよ。」
・・・と言って、ハンドタオルも返そうとした。
兄「そうでしたか。それは残念です。でもハンドタオルは当選グッズですからどうぞお受け取りください。」
英「そうですか。では、有り難く頂戴しておくよ。悪いね。」
兄「また、機会がありましたら、よろしくお願いします。」
英「あんたも大変だね。頑張ってな。」
兄「ありがとうございます。」
新聞の勧誘員も大変である。
セールスとしては、ちょっと新しい手法であった。
ともあれ、お互いに気持ちを悪くしない会話であったと自負。
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