ディズニーランドで実際にあったという心温まる
エピソードを書きます。
東京ディズニーランドは、リピート率90%以上の驚異的
テーマパークですが、アトラクションの凄さだけではなく
キャスト(従業員)の素晴らしさを聞き、このリピート率
も納得出来ました。
僕は、この話をDVDで聞き、泣きました。
ある日、中年層のおじさんが困った様子でインフォメー
ションに来られ「息子が大切にしているサイン帳を無くし
てしまいましたが、届いていませんか?」との問い合わせ
を受け、キャストは、サイン帳の特徴を聞きました。
表紙が緑で、犬と猫のイラストがプリントされていて、
サイン帳にはミッキーや、ミニーや、ドナルドダックなど、
キャラクターのサインが書かれているとの事でした。
その叔父さんは、息子さんと、2人で1週間ディズニー
ランドに滞在し、キャラクター全員のサインを集めるのが
目的だったが、3日目でサイン帳を無くしてしまいました。
インフォメーションのキャストは、園内の全てのインフォ
メーションに問い合わせたが、何処にも届いていなく、
キャストは「必ず見つけますので、滞在最終日に、もう
1度こちらのインフォメーションにいらして下さい。」と、
言い、一旦、お引取り願いました。
そのキャストは、園内全てのレストラン、売店、アトラクション、
警備、掃除などに問い合わせ、キャスト自身も、草の中や、
1日分のゴミを全て手作業で、深夜まで探しました。
そこまでやって見つからないんだから、普通なら、そのおじさんに
無かった事を言えば納得して貰えるし、必死に探してくれた事に
感謝してくれるでしょう。でも、そのキャストは、文房具屋を
何店舗も回り、聞いていたサイン帳と同じ物を見つけ、ディズニー
ランドの全てのキャラクターからサインを貰いました。
そのおじさんが、再度インフォメーションを尋ねてきました。
キャストは「手分けして探しましたが、残念ながら見つかりません
でした。代わりと言っては何ですが、同じサイン帳に全キャラクター
のサインをしていますので、このサイン帳を代わりに貰って下さい。」
と、言うと、おじさんは涙を浮かべ、何度も、何度も、お辞儀をし、
帰り際も、何度も振り返り会釈してくれました。
キャストも、あんなに喜んで貰えて良かった。と、今回の件で頑張った
甲斐があったと満足しました。
それから、しばらくして、そのキャストの元に、その、おじさんから
手紙がきました。
「先日は、サイン帳の件でお世話になりました。本当に、ありがとう
ございました。
実は、数年前から、ディズニーランドに連れてって、と、息子から
毎日のようにせがまれ続けていました。連れて行ってあがたかったけ
れども、私が、なかなか予定が空けられず、伸ばし、伸ばしになって
いました。
ですが、息子は難病に侵され、余命僅かな末期症状に成り、病院か
ら1週間の退院を認めてもらい、一週間でディズニーのキャラクター
全てのサインを貰おう、と、サインを集めていた、そうゆう思いが
あった大切なサイン帳でした。
ですが、私の不注意で無くしてしまい、一時は息子を失望させて
しまいました。でも、あなたの配慮により、息子の笑顔が戻りま
した。
そして、3日前に、息子は、安らかに永眠しました。
ディズニーランドから帰ってきてからも、病室のベットで、ずっと
サイン帳を見ながら「ディズニーランド楽しかったね」と、毎日
言っていました。亡くなる直前までサイン帳を見て、楽しい思い出
のまま逝きました。息子が笑顔のまま逝けたのも、あなたのお陰です。」
このキャストは、そんな息子さんの事情は知らなくても、その家族を
救いました。サイン帳を無くした失望のまま亡くなっていたら、その
息子は不幸で、残された親はサイン帳を無くした後悔で自分を一生
責め続けたかもしれないです。
お客様の気持ちに立ち、出来る事を一生懸命にして、与えられた
ミッションに悔いが残らぬよう努める。それが、ディズニーランド
のキャスト全体に浸透している理念だと思います。
ディズニーランドには、そういった話は、いくつでもあるようです。
エピソードを書きます。
東京ディズニーランドは、リピート率90%以上の驚異的
テーマパークですが、アトラクションの凄さだけではなく
キャスト(従業員)の素晴らしさを聞き、このリピート率
も納得出来ました。
僕は、この話をDVDで聞き、泣きました。
ある日、中年層のおじさんが困った様子でインフォメー
ションに来られ「息子が大切にしているサイン帳を無くし
てしまいましたが、届いていませんか?」との問い合わせ
を受け、キャストは、サイン帳の特徴を聞きました。
表紙が緑で、犬と猫のイラストがプリントされていて、
サイン帳にはミッキーや、ミニーや、ドナルドダックなど、
キャラクターのサインが書かれているとの事でした。
その叔父さんは、息子さんと、2人で1週間ディズニー
ランドに滞在し、キャラクター全員のサインを集めるのが
目的だったが、3日目でサイン帳を無くしてしまいました。
インフォメーションのキャストは、園内の全てのインフォ
メーションに問い合わせたが、何処にも届いていなく、
キャストは「必ず見つけますので、滞在最終日に、もう
1度こちらのインフォメーションにいらして下さい。」と、
言い、一旦、お引取り願いました。
そのキャストは、園内全てのレストラン、売店、アトラクション、
警備、掃除などに問い合わせ、キャスト自身も、草の中や、
1日分のゴミを全て手作業で、深夜まで探しました。
そこまでやって見つからないんだから、普通なら、そのおじさんに
無かった事を言えば納得して貰えるし、必死に探してくれた事に
感謝してくれるでしょう。でも、そのキャストは、文房具屋を
何店舗も回り、聞いていたサイン帳と同じ物を見つけ、ディズニー
ランドの全てのキャラクターからサインを貰いました。
そのおじさんが、再度インフォメーションを尋ねてきました。
キャストは「手分けして探しましたが、残念ながら見つかりません
でした。代わりと言っては何ですが、同じサイン帳に全キャラクター
のサインをしていますので、このサイン帳を代わりに貰って下さい。」
と、言うと、おじさんは涙を浮かべ、何度も、何度も、お辞儀をし、
帰り際も、何度も振り返り会釈してくれました。
キャストも、あんなに喜んで貰えて良かった。と、今回の件で頑張った
甲斐があったと満足しました。
それから、しばらくして、そのキャストの元に、その、おじさんから
手紙がきました。
「先日は、サイン帳の件でお世話になりました。本当に、ありがとう
ございました。
実は、数年前から、ディズニーランドに連れてって、と、息子から
毎日のようにせがまれ続けていました。連れて行ってあがたかったけ
れども、私が、なかなか予定が空けられず、伸ばし、伸ばしになって
いました。
ですが、息子は難病に侵され、余命僅かな末期症状に成り、病院か
ら1週間の退院を認めてもらい、一週間でディズニーのキャラクター
全てのサインを貰おう、と、サインを集めていた、そうゆう思いが
あった大切なサイン帳でした。
ですが、私の不注意で無くしてしまい、一時は息子を失望させて
しまいました。でも、あなたの配慮により、息子の笑顔が戻りま
した。
そして、3日前に、息子は、安らかに永眠しました。
ディズニーランドから帰ってきてからも、病室のベットで、ずっと
サイン帳を見ながら「ディズニーランド楽しかったね」と、毎日
言っていました。亡くなる直前までサイン帳を見て、楽しい思い出
のまま逝きました。息子が笑顔のまま逝けたのも、あなたのお陰です。」
このキャストは、そんな息子さんの事情は知らなくても、その家族を
救いました。サイン帳を無くした失望のまま亡くなっていたら、その
息子は不幸で、残された親はサイン帳を無くした後悔で自分を一生
責め続けたかもしれないです。
お客様の気持ちに立ち、出来る事を一生懸命にして、与えられた
ミッションに悔いが残らぬよう努める。それが、ディズニーランド
のキャスト全体に浸透している理念だと思います。
ディズニーランドには、そういった話は、いくつでもあるようです。