元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

TPPにより日本の行方は・・・

2010年11月24日 | 店主の人生哲学
民主党政権はグローバル経済環境を推し進める事を表明し、
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加に向けて関係国との協議に
着手することを正式に表明しました。

すなわち、関税の撤廃によるアジアの自由貿易により、輸入品が低価格で買え日本の
消費者益、輸出輸入業者の発展、外交の円滑などメリットも大きいですが、TPP実施
されると日本の農業、林業などは壊滅の危機とも言われています。

販売価格が数割の差でしたら、安全、安心な国内産を求める消費者も多いでしょうが、2倍、3倍
と値段が違えば、安い方に客が流れるのも仕方が無い事です。

昔は日本にも技術を持った職人と言う人が沢山いました。全てが手作業で良い物を作って
きました。でも、今や、何十年も着れる服や、3世代使える家や、100年もつ家具など
より、大量生産された低価格で、そこそこの物が売れ、職人は大幅減少しました。

質が良い物は、特別な時や、富裕層向きで、一般大衆が低価格品に流れるのは市場原理
ゆえ止めようがありません。

もしTPPが実施されれば、確実に日本の農作物は全て高級品と成ってしまいます。

池上彰さんも言われていましたが、TPP導入は、日本全体を見るととてもメリットがある
らしいですが、第一次産業に携わる方々にとっては危機です。

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