3月17日(日)10:30~12:00
東佐井寺地区人権啓発推進協議会と共催で
エンディングストーリー
~最期まで看取った家族の声~
が開催されました。
講師は、薦田 徹 さん
自分らしい最期を求めたがん患者のお父さまと
それを家族みんなで支えられたお話を じっくりと語ってくださいました。
闘病生活をがんばっておられたお父さま=耕太郎さんは
死期が迫っていること悟り
「人生の卒業式」と題した手紙を家族に渡しました。
そこには臨終を迎えるまでの過ごし方、臨終の際の要望が書かれてありました。
毎日を前向きに生きる。
不適切な延命はせず、それで死期が早まってもかまわない。
代わりに、苦痛を和らげる処置を最大限行う。
家族に囲まれて死を迎えたい。
終末期をどう過ごしたいのかをはっきりさせ、家族で共有した薦田さん一家。
おかげで、とても凝縮された時間を過ごすことができたそうです
その詳細が新聞にも掲載されました。
終末期に重要性を感じたのが疼痛コントロール。
耕太郎さんの痛みは絶妙にコントロールされ、激しい痛みに苦しむことなく
家族全員に見守れながら最期のときを迎えることができました。
そしてみんな、耕太郎さんは人生を生ききってくれたという実感を持てたそうです。
当日は、大会議室に入りきれないほどたくさんの方が参加くださって
薦田さんのお話を熱心に聴いておられました。
アンケートから・・・
大変参考になった。
家族に絆の大切さを感じた。
自分も人生の最期について考えなければ・・・と思った。
誰もが迎える人生の最期について、自分らしい人生の幕引きとなるエンディング
どういうストーリーにするか、自分自身でよく考えるのはもちろんですが、
家族で思いを共有することが大切・・・だと、強く感じました
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