地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

カミーノにあしあと 15

2010年09月28日 | Weblog
【15日目】7/10(土) Burgos → Hontanas
そういえば昨夜気になることがあった。
アルベルゲに戻り歯磨きしていると、洗面台のところで若い女の子2人が楽しそうにぺちゃくちゃしゃべっていた。
どうやら今からシャワーを浴びるようで、服を脱いで下着1枚になった状態で洗面台にもたれてキャピキャピ話をしている。

ちなみにここは一応公共のアルベルゲです
洗面エリアやシャワールームが男女別になっているわけではない。
洗面台のすぐ後ろはもう2段ベッドが並んでいるエリアで、ドアがあるわけでもなく誰でも出入りできる。

巡礼者の中に双子のスキンヘッドの兄弟がいた。
彼らは自転車巡礼組。そのうちの一人が歯を磨こうと洗面所にやってきて、上半身裸のままおしゃべりしている女子2人を見てビクッと反応し、遠慮してまたベッドへ戻って行った。

別に見られてもいいみたいだから、遠慮せず真隣で歯磨きとかしてやったらどうっすか?


しばらくするとその女子2名は、仲良くしゃべりながら1つのシャワールームに入って行った。
そして中からはシャワーの音とともに、2人のキャッキャという楽しそうな声が…。

思わずスィナに、「ねえ、あれ何?レズなわけ?」と聞くと、スィナは落ち着いて「そういう年頃なのよ」と答えた。
う~ん、根っからのレズというわけではなく、女子同士でベタベタして騒ぎたい年頃、か。
小学生ならともかく、もう高校生かそれ以上の年齢なのに?


さて、本日は7:30にポールも一緒に出発。
アルベルゲ1階のダイニングエリアで自動販売機のコーヒーを飲んでから。
ちゃんとポールからは私の大切な眉バサミを返してもらった。


朝日を浴びたカテドラルも美しい。
Burgosを出てしばらくは住宅街なども歩くが、今日はその先は地図を見ても全く緑が見当たらない。
ついに本物のメセタへと突入。
もう何度口にしたか分からないけど、とにかく暑い!乾いてる!


10km以上歩いたTarjados辺りでようやく休憩場所を発見。
バルではなく、食料品屋さんの店先にテラスが設置されていた。

ここで久しぶりにドイツ人のグナーと会う。
どうやらお金の問題は解決したようで、あれこれ食べ物を買って食べていた。
私たちも店に入り、コーヒーを注文してみたけど、ポールとスィナがまずいと言ってご機嫌斜めになる。

少し先にもテラスらしきものが見えていたので、私が確認しに行った。
そっちはれっきとしたバルだと分かったので、みんなを呼んでバルに移動。
コーヒーを飲みなおす。


ここでアメリカからの巡礼者に遭遇。
1人はニューヨークから来た教師兼作家の男性。
巡礼者には教師が多い。
単に夏休みがたっぷり取れるからという理由らしいけど。
確かジムという名前だったこの男性、毎夏カミーノを歩いているらしい。(その割には太っていて典型的なアメリカ人体型
今年はフランスルートではなく、海沿いの北ルートを歩き始めたけど、標識が整備されてなく道に迷いまくり、アルベルゲも閉まっているなど散々な目に会ったので、途中からこの「フランス人の道」まで下ってきたらしい。

ジムと一緒に休憩していたのは、アメリカ在住のグアテマラ人(だったと思う)の姉妹。
今日Burgosから巡礼を始めたばかりだそうだ。
スペイン語が不自由じゃないのがうらやましい。




ここでポールに緊急事態発生
どこからか犬が1匹トコトコとやって来て、こともあろうかバルの前に置いてあったポールのリュックにオシッコした

一部始終を見ていた私は唖然。
グアテマラ姉妹もその瞬間を目撃しており、大声をあげた。

ポール、大ショック。
が、そこは大人なので落ち着いた様子で、バルから石鹸水と雑巾を借り、リュックを洗いはじめた。

大人げなかったのはスィナ。
ポールの惨事を見て同情するどころか、爆笑しはじめた。
そして、なぜかツボにハマったらしく笑いが止まらず、顔を真っ赤にして苦しそうに悶絶している。

そのスィナの様子を見て今度はグナーが顔を真っ赤にして笑い始める。

あんたら、そこ爆笑のツボなんや…
私、そこまで笑えないけど?
グアテマラ姉妹だってポールに同情して、「そんなにたくさんオシッコしてなかったから大丈夫だと思うよ」と慰めてあげていたと言うのに、あんたら笑いすぎて悶死直前ですか!

ポールは黙々とリュックを洗い、スィナはいつまでもいつまでも、悶絶して涙まで出していた。
そして巡礼の最後の最後まで、会う人会う人にこのネタを大笑いしながら語っていた。
かわいそうなポール…。


しばらくすると地元のおじさんがバルにやってきた。
するとテラスに座っていた別のおじさんが、「この人がさっきの犬の飼い主だよ」と教えてくれた。

周りのみんなで「あんたの犬がこの人のリュックにオシッコしたよ」と伝え、ポールが「お詫びにコーヒーの1杯でもおごってよ」と言うと、そのおじさんは笑いながら「それもカミーノさ」と言ってバルの中に消えて行った…。

さ、さすがスペイン人。
謝るどころか、反省のカケラも見られない


気の毒なポール





その後さらにスィナを笑いのツボに陥れる事件があった。
まずはバルにいた電動車いすの男性が立ち去る時、相手が巡礼者でもないのにグナーが “Buen Camino.”と声をかけた。
これにスィナが反応して再び笑いだす。
車いすの人に対して若干皮肉ではあるが、一応これはグナーのユーモアとしよう。

が、その後、その車いすの人が国道を渡る時、ちょうど反対側からも同じような電動車いすの人が現れた。
その様子がおかしくて、またスィナが笑いのツボにどっぷり陥る。
グナーも笑っている。

う~ん、構図としては確かに滑稽だったんだけどさ、車いすの人とかをネタにして笑うのって、後ろめたい気持ちになるんだよね。
なんであんたらはそんなに心底笑えるんだ?
オランダ人とドイツ人って結構近いものがあるような気がする。
というか、スィナはドイツ寄りのオランダに住んでるし、文化も似ているはず。

その後、ポールの犬のオシッコ事件と絡めてスィナは何度も何度もその時の笑い話を人に話し、その度に自分でツボにハマって涙を流さんばかりに笑うんだけど、聞いている相手は何がそこまで面白いのか理解できず、中途半端な笑い顔になっていた。


バルを出発してからは、ひたすら乾いた大地を歩く。
人と一緒に、しかも数名で歩くと自分の歩行ペースが乱され、ちょっとストレスも感じるけど、でもやっぱり楽しいこともたくさんある。
途中の村の教会でスタンプをもらったり、自動販売機でコーラを買ったり、噴水の水で服や帽子を濡らしたりしながら、ひたすら歩く。

今日の暑さは強烈だ。
グループで歩いているからなんとか頑張れるものの、1人だときつい。
1人で黙々と歩いている小柄な女の子がいたので声をかけると、フランスから来て今日が巡礼初日だと言う。
初日からこの暑さでは大変だ





アルベルゲ兼バルがあるHornillos del Caminoという村に到着。
メキシコ人のダニエルや、イタリア人のキアラ、ジーナ、ブラジル人などたくさんの巡礼者が集う。

グナーがランチにステーキを食べていたが、巡礼者用の安いプレートなのでいかにも安そうな薄っぺらいお肉だった。
私とスィナはボカディーヨとイカのフリッターをシェア。

ほとんどの巡礼者はここで宿泊するか、もうあと6kmほど先のSan Bolという集落まで行く。
もう今日は20km歩いたので、ここで泊まってもいいんだけど、なんとなく今日のメンバーはまだ先まで行くつもりなので、その流れに乗ってしまった。
暑いのだけが苦痛で、足は歩けるけどさ。

ポールはあまりに暑いので、夕方までこの村で休憩してから歩くと言う。
でもこれと言って特に何もない村で、ただボケっとテラスに座ってること自体が苦痛なので、私は少しずつでも歩きたい。

スィナはポールと同じで「時間はたっぷりあるんだから、急がなくてもゆっくりすればいいじゃない」という派なんだけど、私が出発しようとしてると結局ついてきた。
ポールとグナーには「先に歩いてるから、あとで追いついてきてね」と言い残して村を出る。


Hornillos del Caminoを出てからの道のりが、今までで一番つらかった
とにかく日差しが強烈で、それを遮る木陰もない中を延々と続く道。
しかもその日はあまりお腹の調子が良くなく、体調万全でもなかった。




いっそのことSan Bolで泊まろうかとも思ったけど、グナー情報によるとそこのアルベルゲはシャワーもなく、トイレはポットンらしい。
トイレはともかく、これだけ汗とホコリにまみれてシャワー無しは厳しいものがある。


疲れたし休憩したいのに木陰すらない。
でももう限界に近付いてきたので、炎天下の中オレンジ休憩することにする。
そこで少しでも日光を遮ろうと、リュックから折り畳み傘を出してさしてみる。
日傘ではなく、淡い色合いの晴雨兼用傘だけど、ほんの少しでも日光の強さが弱まるだけでもありがたい。
日本では日傘は当たり前に使われているけど、ヨーロッパではそのような文化はないので、スィナは傘の登場に大うけしてた。

San Bolを少し過ぎたあたりでポールとグナーが追いついてきた。
さすがに歩くの速いな。
道の上に置いておいた2人宛てのメッセージメモはちゃんと読んでくれていたようだ。
カミーノ上では友達同士のメッセージがちらほら見られる。
地面に直接書かれているものもあれば、紙切れに書いて木につるしたり、石で押さえたりしたものもある。
知ってる人から自分あてのメッセージを見ると元気が出る。
不特定多数に宛てた「がんばれ」メッセージも、かなり元気の素となる。


San Bolからあと残り5km。
気の遠くなるような道のりだった。
後日スィナが人から聞いた話では、この日のスペイン北部は最高気温が42度まで上がったそうだ。
連日バルでテレビを見ると「記録的な暑さで熱中症続出」「今日も死者が」と言ったニュースを目にしていたが、やっぱり暑かったか…
今日ほど一緒に歩く友がいてくれて良かったと思ったことはない。


もう心身ともにヘロヘロになり、永遠に到着しないのではないかと思われたその時に、村が見えてきた!

あまりの嬉しさに調子に乗ってグナーと一緒に荷物を背負ったままダッシュしてしまった
が、あっという間にグナーに追い抜かれた。
そういえば奴はピチピチの18歳だった。
一緒になって走っちゃいかんよ。
下手したらもう歩けなくなる。


19:00、Hontanasに倒れ込むように到着し、アルベルゲのベッドの確認をするより前にグナーと2人でバルになだれ込みコーラを注文。
スィナとポールは後から歩いてくる。

いや~、今日は本当にきつかったぁ
7:30に出発して19:00まで歩くって、長時間歩きすぎ!
4人で本日の健闘を祝って乾杯。

さすがの私もここまで歩くと自慢の足のかかとにマメができそうになっていた。
グナーは親指を負傷して化膿してたはずなのに大丈夫なのか?

とっくの昔に到着して、シャワーも洗濯も済ませてくつろいでいたフランス人のマークにアルベルゲ情報を聞く。
村の先にある新しいアルベルゲはなかなか快適なようだ。

今コーラを飲んでいるバルも2階がアルベルゲ。
2人分しか空きがないそうだ。
マークお勧めのアルベルゲの方も2人分空いてるそうなので、自動的に二手に分かれることにした。
お勧めアルベルゲはポールとグナーに譲り(というか、もうあと20メートルでも歩きたくなかった)、私とスィナはここに留まることにした。
1時間後に同じ場所に集合して4人でディナーの約束をし、各自散る。


オスピタレラ、というかバルで働いてる女の子によると、少し値段は高めだけど2人用の個室があるというので、それでOKした。
が、案内されるのを待っていると、鍵を手にしてバルの女性らがあーでもないこーでもないと話している。
なんだか嫌な予感がする

しばらく待たされた後、ようやく「こちらへどうぞ」と2階へ案内され、その子が持ってきた鍵でとある部屋を開けてみると、誰かの荷物がたくさんあって明らかにその部屋は使用中。
「はっ!」と驚いて慌ててドアを閉め、「鍵を間違えたから、ちょっと待ってて」と言って階下へ降りる女子。
でも私の頭の中ではすでに警鐘が鳴っていた。

違う鍵を持って戻ってきた彼女が隣の部屋を開ける。
…案の定その部屋もすでに誰かが使ってるよ

どうやら個室に空きなどないらしい。
出たよ、いい加減なラテン対応が。
空室があるかないかぐらい普通把握してるやろ!
もう、今日こんだけ歩いた後で寝る場所がないなんて言わないでくれ。

すると女の子が焦りながら何か言い始めた。
良く分からないので、道中出会ったブラジル人の男の子に通訳を頼むと、ダブルベッドが1台ある部屋なら空いてるらしい。
つまりは2人で1つのベッドをシェアすることになる。

別に私は構わないと思った。
とにかく疲れているので寝られればいい。

が、スィナは「私たち夫婦じゃないのよ」と言ってダブルベッドを拒否。
え?
シングルベッドがぴったりとくっついている場合はOKで、女同士でもダブルベッドは不可?
あんたのスタンダードが良く分からないよ

後日、また同じようにダブルベッドかシングルベッドかという選択肢があった時、同じようにスィナは「私たち結婚してるカップルじゃないし」と拒否っていた。
でも友達同士1つのベッドに寝るって別に欧米社会でおかしいことでもないし(現に私は昔ホームステイしたとき、高校生の女の子と同じベッドだった)、後に出会ったアイルランド人のルーなども、旅行の時に2人どころか自分の彼氏と彼氏の妹と3人で1つのベッドをシェアしたことがあるとさえ言ってた。
単にスィナ個人の傾向なのか、オランダ人的なものなのか、はたまた年代的な差なのか?


とりあえず、ブラジル人を通してダブルベッドは駄目だと伝え、さらに可能性を探ってみると、普通のアルベルゲ仕様の大部屋なら空いてるとのこと。
な~んだ、それなら最初っからそっちで良かったよ。

大部屋と言っても2段ベッドが4台だけの個室だったので、全然大丈夫
値段も5ユーロだし。
シャワーは2つあったので、スィナと隣同士で同時にシャワーを浴びる。
隣からスィナが「ねえ、ユウコ。今日ポールがね…」と言いかけて、「やっぱりシャワーを出てから言うわ」と意味深な感じだったので、一体何だろう?と気になった。

もしかして、昨日・今日と続けてポールと一緒に歩いていて、ペースを乱されて不機嫌な顔してたからかな?
あんまり会話に参加しなかったから、気を使われたのかな?
などと、あれこれ考えていた。

が、シャワーを出たスィナが言ったのは「『ユウコって一体何歳?』って聞かれたんで、『さあね~、内緒よ~』って答えておいたわ」とのことだった。

なんだよ、そんなことかよ。
もったいつけんなよ。

ホッとすると同時に、日本人の私がちょっとやそっと不機嫌な様子をしていたぐらいでは、西洋人には気づいてももらえないということが分かった。
怒るならもっとはっきりと、派手に、ね。


部屋のトラブルですっかり約束時間に遅れてしまった。
スィナは外で食べるのが好きなので隣のバルのテラスで夕食を摂ろうとしたが、お店の人に「今日の巡礼ディナーはもう売り切れました」と言われてがっかり。
仕方なしに私とスィナが泊まっているアルベルゲの奥にあるダイニングスペースで夕食となった。

ディナーしてると、スィナとポールがメキシコ人のダニエルの悪口を言い始めた。
まずはスィナがポールにダニエルの状況を報告。
お金を持たずに人からおごられたりしながら巡礼していることが気に入らないようだ。
最初に「ダニエルにコーヒーおごってあげる?」と提案したのはスィナの方だったのに、どうやら心の中では良く思っていなかったらしい。

「この前もバルで会ったから、ユウコが手持ちのお菓子をダニエルにあげたのよ」とスィナが言えば、ポールが信じられないと言った顔つきで「で、彼はそれを普通に受け取ったわけ?!」と。
さらにスィナが「その後も何の用事があるのか知らないけど、ずっとバルにいたのよ。まるで私たちが他に何かおごってくれるのを待っているかのように」と続ける。
う~ん、別におごりたくなければおごらなければいいだけの話で、ダニエルが長時間バルにとどまっている理由を詮索することもないと思う。

ポール曰く「スペインまでの航空券を買える時点でお金を持っているということ。それが全てを物語っている」
確かにそう言われてみればそうだけど…。

「グナーなんてATMからお金を引き出せなくて金欠で困っていても、決して私たちからお金を借りたりしなかったのに!」と。
グナーは「食べ物を分けてもらうぐらいならいいけど、現金は借りたくないし…」と言う。
私だったら困ってたら借りるけどな。
絶対あとで返すし。

なんか、せっかくの巡礼中に人の悪口聞くのは気分が良くない。
そして私はこれまで途上国を見てきた経験上、持たざる者が持つ者に何かもらうことは当然と考える文化だってあることを知っている。
確かにダニエルは出稼ぎ目的でスペインに来てるのかもしれない。
航空券代はどうにか工面してやってきて、その後はあちこちで施しを受けながらスペインに長期滞在または不法滞在する目論見があるのかもしれない。
それでも私はそれはそれで他人がどうこう言うことじゃないと思っている。
豊かな国の人間には分からないことが途上国にはたくさんあるから。

スィナはポーランドのマリアがダニエルに金銭を渡したのではないかと疑っている。
別にいいじゃん。
自分たちが施しをしたくないと思えば放っておけばいいし、どんなにずるい相手にでも施しをする慈悲深い人は存在するし。
スィナとポールの言葉の端々に途上国の人間への偏見や侮蔑の感情が見え隠れするようで、聞いていて気分が悪かった

長いこと2人の悪口が続き、どんどん気分が悪くなるけど、今日は疲れているのでいちいち反論する気にもならず、とりあえず黙っていた。
グナーも特に悪口には参加してなかった。
18歳の青年でさえ黙っているのに、年長の2人がいつまでも他人の悪口言ってるのはいかがなものか。

はぁ~、今日は体が疲れた上に心まで疲れるディナーとなってしまったよ。。。


ポールは明日6:00に出発すると言う。
私たちはどうするかと聞かれ、スィナは「その時間に出られたら表に出るから、その時は一緒に行きましょう」と答える。
明日また一緒に歩けることを祈りつつ、とりあえず別れの挨拶を交わす。

私は早起きして6:00には出発の準備を整える自信があるけど、スィナは疑わしい。
ここのところずっと、朝はスィナを待つ状態が続いている。
時間はたっぷりあるので、急いでどうこうというわけじゃないけど、やはり1人だと自分のペースで何でもできるのに、と思う。

巡礼生活も2週間を過ぎ、そろそろ自分の心の中にも色んな思いが沸いてきているようだ。
ここから先が本当の巡礼かも知れない。





本日の歩行距離:約32km
本日の歩数:47,804歩