かめごと

“かめ”の“ごと”く生きる私と愛“かめ”たちの日々のでき“ごと”

カギはカビ  157日目

2014年12月16日 | カブトニオイガメ
150日のLimit12月8日まであと1週間の12月1日に撮影  
残り1個の孵化待ち卵(7/12ジェシカ産)

このプリンカップに針金2本をガムテで留め、仔ガメ水槽の上部に引っ掛けていました
こうすると温度も湿度も保てますのでね

ところが
うんともすんとも言わないまま12月8日は終わり・・・
でもこのまま土に還すのはためらわれました
だって カビが生えてないから

これまで無精卵や途中で発生が止まってしまった卵はほどなくしてカビが生えてきました
ましてや仔ガメ水槽は蓋をしているので湿度はかなり高くカビやすい環境
・・・てことは生きてる? じゃあナゼ出てこない?
割ってみるのも抵抗がありました
既に死んでいて腐敗が進んでいるのが出てきたらイヤだし、もし生きていてもまだヨークサックが大きかったりしたらどうにもならないし
ウダウダ悩んだ末、教科書通りの日数でなく、自分が納得する(諦めがつく)までそのままにしておこうと決めました

で、昨晩(157日目)
寒さが原因であろう不調(カメではなく私が、ですよ ←鬼の霍乱とか言わない)に早寝しようと仔ガメ水槽にも早々に毛布をかけ
しばらくするとパチャっと水音が聞こえましたが、誰か暴れてるのね~と気に留めず入浴
寝る前にもう一度見てみると・・・
ギャー

高い湿度にガムテがはがれ、プリンカップ落下
あの時の水音はこれだったんだ~
卵がシェルターに当たったのか、中身が出てる~~

水面に浮かんでいたので死んでると思ったら

生きてました! 誕生おめでとう


甲羅は卵の形に丸まっていますが


ヨークサックはすっかり吸収されています
カップが落ちなかったらまだ卵の中から出てこなかったってことですよね  あぶないあぶない
何で出てこなかったんだろう? 温度? それとも別の何かが?

結論:カビの生えない卵には希望が詰まっている
    ただし150日過ぎたら腹を据えて割ったほうが良さそう


左から、ライアン、ジャン、リンデン、まだ名無しちゃん


同母きょうだいで

へそが閉じているのでもう水に放していますが、3匹とは別にしています
正期産ではないのでちゃんと育つか心配ですが、できる限りのお世話はしていきます

水ゴケと卵殻の散らばった水槽をきれいにし、新仔の写真を撮っていたりで就寝時間は結局いつもどおりに・・・
でもウレシイことだからか、今朝はそれほどしんどくありませんでした