A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
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もうひとつの目的~日御碕和布刈神事

2008-02-17 | 写真と旅
早いですね~。日御碕の撮影から帰って、もう1週間になります。撮ったフィルムの現像、まだ出せなくて、どんなのが撮れているのか・・・

さて、今回の撮影ツアーのもうひとつの目的は、日御碕神社のお祭り『和布刈神事(めかりしんじ)』の撮影です。毎年旧正月五日に行われ、今年は2月11日と言うことで、この日にスケジュールを合わせました。

和布刈神事(めかりしんじ)はワカメの豊漁を祈願する神事で、一羽のウミネコが海藻をくわえて島の頂上にある熊野神社(日御碕神社末社)の欄干に止まり、それが乾燥して板ワカメになったという故事にちなむ神事だそうです。

午前中はウミネコの撮影をし、昼食後宇龍港に移動。
日御碕の小さな半島の西側がウミネコの生息地、東側に和布刈神事が行われる宇龍港があります。もうたくさんのカメラマンが来ていました。昨日出会った広島や山口からのカメラマンや貸切バスでの一行も。皆考えることは同じなのですね~。

神事は日御碕神社の神職が宇龍港から権現島まで大漁旗を立てた漁船で行き、ワカメを日御碕神社の末社・熊野神社にお供えしてワカメの豊作と魚の大漁祈願するという素朴なものです。
宇龍港から権現島はすぐ目の前で泳いで渡れる近さですが、一般の人はついて行けないので、撮影は対岸から望遠で撮るしかできません。
40分程で神事は終わり、また大漁旗の漁船で帰ってきます。その際、地元青年団員数人が赤い下帯姿で海に飛び込み、島から港まで寒中水泳をするので、それがカメラマンの狙いめのようです。

赤フンの青年たちがこちらの岸にたどりついたところを一斉にカメラマンがシャッターを切るのですが、すぐに人垣ができてしまい、背の低い私は跳び上がっても見えない状態で・・・シャッターは切れませんでした。トホホ・・・です。



権現島はすぐ目の前。この島に渡って神事が行われます。



赤フンの若者たちは舟で島へ渡り、泳いで帰ってきます。



神事が終り、横並びに連ねた5艘の舟が帰ってきます。


過去のものですが、和布刈神事の様子が書いてあります。
  ⇒こちら


訪問ありがとうございます。




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