A.himeのフォト日記

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主婦失格?

2008-10-10 | 日常
そろそろ衣類の入れ替えをしなくては・・・と押入れの衣装箱を開けて愕然としました。

衣類の防虫剤の匂いがきつくて・・・気分が悪くなりそう・・・

冬物をしまう時に購入した防虫剤、内容をよく読まずに買ってしまいました。(メガネを出すのがじゃまくさかった?)包装がいつも使用するものとよく似ていたので、まっ、いいか・・・いつもの調子で。

すぐに使いたい衣類(パジャマなど)は洗濯したのですが・・・なんと匂いが消えるどころか、一緒に洗ったものにもうつってしまって、ひどい状況に・・・お日さまにあてるとましになるかと思い、干しておきましたが・・・結局2日間ほどベランダに干しっぱなしでなんとか消えました。

慌てて他の衣装箱も出してみました。幸いにもこの防虫剤を使用したのはごく一部のようで、よかった~。半年前のこと、覚えていないんですね~。アブナイ、アブナイ。

洗わなかったものも、3日間ほどそのままベランダに干しておくと消えました。
セーターやコートなど、まだ必要でないものも点検。これも大丈夫。

主婦暦?十年の私が、今頃こんなこと? 
主婦失格ですね~

でも、こんなにきつい匂いの防虫剤って?
そこで、衣類の防虫剤のことを調べてみました。


家庭用の衣類の防虫剤として売られてるものは、ナフタリン、パラジクロロベンゼン、エムペントリン、樟脳(しょうのう)と、主に4種類だそうです。

①【ナフタリン】
独特の臭いで防虫します。効き目がゆっくりと持続するので、フォーマルウェア・雛人形などに適していると言われていましたが、防虫効果は低いと言われています。また、衣類に臭いが移り、それが抜けにくいという事で最近はあまり使用されていないようです。直接手で触れると腫れたり炎症を起こすことがあるという事と、製造過程で混入されるベンツピレンが発ガン物質として知られています。

②【パラジクロルベンゼン】
これも特有の刺激臭で防虫します。安価で速効性があり防虫効果も高いので一番多く使用されているようです。最近では刺激臭が少ない商品も開発されているようです。一般にはパラゾールやネオパラエースとして知られています。。
ただ、通常の使用の範囲ではヒトへの健康被害の根拠は示されていませんが、家庭での非常に高濃度の使用は、目まい、頭痛、肝臓及び腎臓への影響が指摘されています。

③【エムペントリン(蒸散性ピレスロイド)】
これは唯一無臭です。それでいて防虫効果が長期間持続します。『無臭』ということで使用が拡大している防虫剤で、防ダニシートやシロアリ駆除などにも使用されています。よく効くと言うことは毒性も高いと言うこと。無臭だからといって安全と思わずに、説明書をよく読んでから使用することが大切です。(これは全てにいえることですが)

④【樟脳】
これは楠の芳香成分で天然成分です。
香りが良いので着物などに使われます。比較的高価ですが、環境汚染や人体への影響の心配が最も少ないものです。ただし、誤飲するととても危険で、他の防虫剤と併用すると衣類を汚す事があります。


今回私が使用していたのは②のパラジクロルベンゼンでした。いつもは某メーカーの匂いの少ないものを使っていたのですが、今回よく見ずに某店の自家商品を購入したようです。しかも中国製でした。

よく効く防虫剤や殺虫剤は裏を返せば、当然のことですが、それだけ毒性が強いと言うことです。この頭の痛くなりそうなキツイ匂い、不安になったので、まだ昇華していませんでしたが、全て撤収しました。殆んど残っている未使用分も処分しようと思っています。


着物タンスには④の樟脳を入れていますが、これからは他の衣類にも樟脳を使うことに。

失敗から勉強になりました!





訪問ありがとうございます。

コメント
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