なんだりかんだり

ごく私的な日常雑記です。

ポッチャ(パラリンピックの種目)

2021年08月25日 09時19分00秒 | 日記


昨日からパラリンピックが始まりました。私は「脳性小児麻痺」(通称CP)と言う障害を持っています。60を超えた障害者にとっては、「障害者スポーツ」は、もともと健常者だった方々が、自分の存在意義を見出すためにやるだけのものだと思っていました。生まれてからずっと障害者である私には遠い存在でした。日常生活をなんとかできるようにするだけで精一杯の脳性麻痺者にとってはスポーツなんて高嶺の花でしかなく、事故や病気などで障害者になった方から「あんた達と私たちは違う」と差別されてきました。まぁ後から考えればその方たちは自分が障害者になったと言うことを理解するのに誰かを貶めるないと生きられなかったのだと思います。だからパラリンピックなどは、途中から障害者になった方の祭典であり、生まれながらの障害者は関係ないと思っていました。

ところが、多分9年位前にオリンピックの金メダリストのパレードを見たとき、車椅子の方たちがいて、どう見ても脳性麻痺と思われる障害者が、レスリングの吉田沙保里さんと一緒にパレードの車に乗っているのを目撃し、その時に「ボッチャ」の存在を知りました。脳性麻痺の方たちが、パラリンピックに出場し、なおかつメダルを獲得なさっていました。それから私にとっても身近なパラリンピックになりました。いつかはやってみたいです。

ルールを知らないので、ググって見ました。
 
ポッチャ

ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です

上から投げても下から投げても、あるいは蹴ってもいい。

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。」