私は古代の物語を書いていながら、時たまふと考える。ギリシア、西アジア、ローマ、この地域に住んでいた古代人が、日常どのような『パン』を食べていただろうかと考える。
これについて書きます。手前勝手の考察で書きます。読んでください。
紀元前6000年ころの古代メソポタミアでは、小麦が畑地で栽培されています。彼らの食事は小麦を粥状に煮て食べていたのをあるとき焼いて食べたことから始まったらしい。発酵の知恵などない時代である。
それから、小麦をくだいて水でこねせんべいのようなパン、はたまた現在のクレープのようなパン食べたらしい。
それが時代が下って紀元前3000年ころのエジプトでほんの偶然から、焼いたパンの中身がやわらかい『発酵パン』が誕生したことが解っています。
どうもほったらかしにしてあったブドウ液の発酵が『発酵パン』の出現に力を貸したらしいといわれている。
本格的に『発酵パン』が焼かれるようになるのは紀元前1000年~500年頃である。ギリシアにおいて発酵パンにワインが使われ始めたのである。
また日常の主食パンにバター、牛乳、ハチミツ、果実などを加えたリッチなパンも作られ始めている。
紀元前300年ころには共和制のローマでは職人によるパンの量産化が始まり、製パン技術の原型及び設備が確立して、ヨーロッパ全土に普及し始めるのもこのころである。
明日のブログは、パンに使われた小麦について書きます。
これについて書きます。手前勝手の考察で書きます。読んでください。
紀元前6000年ころの古代メソポタミアでは、小麦が畑地で栽培されています。彼らの食事は小麦を粥状に煮て食べていたのをあるとき焼いて食べたことから始まったらしい。発酵の知恵などない時代である。
それから、小麦をくだいて水でこねせんべいのようなパン、はたまた現在のクレープのようなパン食べたらしい。
それが時代が下って紀元前3000年ころのエジプトでほんの偶然から、焼いたパンの中身がやわらかい『発酵パン』が誕生したことが解っています。
どうもほったらかしにしてあったブドウ液の発酵が『発酵パン』の出現に力を貸したらしいといわれている。
本格的に『発酵パン』が焼かれるようになるのは紀元前1000年~500年頃である。ギリシアにおいて発酵パンにワインが使われ始めたのである。
また日常の主食パンにバター、牛乳、ハチミツ、果実などを加えたリッチなパンも作られ始めている。
紀元前300年ころには共和制のローマでは職人によるパンの量産化が始まり、製パン技術の原型及び設備が確立して、ヨーロッパ全土に普及し始めるのもこのころである。
明日のブログは、パンに使われた小麦について書きます。