あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

暇の楽しみ方を覚える。

2009-07-03 18:27:43 | 日記
御嶽の橋

他のブログでもアップしていますが
橋のシリーズです。
といっても
写真が在庫がなくなったらそれでおしまいです。
私の能力ではこの程度ですが
けっこう、この程度で満足しています。

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今日の万葉集

白波の 浜松が枝(え)の 手向けくさ 幾代までにか 年経ぬらむ

白波が寄せる浜辺の松の枝に結ばれたこのの手向けのものは、結ばれてからもうどれくらい年月がたったのだろう。

自分たちと同じくここで旅の安全を祈った昔の人の手向けくさを見て、その故人に年月を越えて共感した心を歌ったもの。

「手向けくさ」旅の無事を祈って神に幣を捧げること。「くさ」とはその料。布、木綿、糸、紙など

ここまで解説を読まないと理解できない。
今は、まあ、それでいいか。
二順目になったら、多少は理解できるようになるでしょう。

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夕べの風

雨の日に歩くのもいい。
雨の日には雨の日の楽しみ方を覚えればいい。

いつものとおりでなくても楽しめる。
それが暇つぶし老人の習得すべき技術なのですね。


御命講や油のような酒五升  芭蕉

2009-07-03 06:38:27 | 日記


今日の芭蕉

御命講や油のような酒五升  芭蕉

御命講・・・十月十三日 日蓮上人の命日。日蓮宗の寺院で上人の御影を拝して法要を行う。
油のような酒 濃い美酒
御命講の今日は、上人の手紙にもある、油のようないい酒をお供えしようの意。
例のごとく、解説を読まないと大意でさえつかめません。
その辺りを通過すると独特の芭蕉の世界が開けるかもしれません。
楽しみです。
芭蕉の俳諧の難しさがちょっとだけ分かりました。


御嶽

この写真どこかで使った気がします。
この写真に写っている青年
この大きな石を手足だけで登ろうとしているのです。
ちょっと見ていたら
手足を動かしながらイメージを作っているのです。
真剣な顔ですから
遠くから見ていると、ちょっと不思議です。
でも、この青年
この顔が美しいのだろう
そんな気がしました。
バカげたこと役に立たないことに夢中になっている。
人が最も輝いているときなのですね。

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朝の風

ふわふわした気分
そんなことを言ったら
真面目な人に叱られそう
でも、そのふわふわした気分も
楽しい
真面目なだけでは何も見えはしない。
真面目さって、ときには邪魔ではありませんか?