あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

かがり火にかじかや浪の下むせび  芭蕉

2009-07-18 18:01:14 | 日記
昭和記念公園

カサブランカ
百合にもいろいろな種類があるようです。
私が知っているのをあげてみても
鬼ユリ、姫ユリ、ササユリ、カサブランカ
ソルボンヌその程度

この白い花もカサブランカとか
確かにカサはスペイン語で家、ブランカは白
映画で有名になったカサブランカは
アフリカ北部の白い家が立ち並ぶ場所
だとすれば、白いユリにこそ
カサブランカは似合う。

今日、昭和記念公園に寄ったのですが
ソルボンヌは終わっていました。

そして、西立川ゲートの傾斜地にカサブランカが満開でした。
咲く期間が短いので出かけるタイミングが難しいのですね。
幸運にも今日は美しく咲いていました。

でも、百合は一本だけ野に咲いているのが美しい。
群生している百合は調和がとれない
好き勝手な誰かと同じ。
可愛げがない。

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今日の芭蕉

かがり火にかじかや浪の下むせび  芭蕉

かがり火の浪にうつる下で鳴くのは、鰍が下むせびにむせび鳴く声であろうと思いやった。

ちょっと解説を読んでもよく理解できません。でも自然を詠んだ句であろうと見当がつきました。でも、「だから何だ」という答えは、ひびいてきません。それでいいのでしょう。私は芭蕉のファンでもありませんし、研究家でもありません。いい句に出会い、口癖にしたいだけの興味です。

たとえば、どこかに出かけた時、景色が言葉を引き出す。そんなことがあったら素敵ではありませんか。それです。それだけです。

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今日の万葉集

立ちて思ひ 居てもぞ思ふ 紅の 赤裳裾引き いにし姿を

立っても思われ、座っても思われてならない。紅染めの赤裳の裾を引きながら、歩み去っていったあの姿が。

万葉集の恋唄はストレートで気持ちがいい。これほどまでに恋したい。そう思っている人は、老いも若きも男も女も多いのではないでしょうか。とくにこの作は、映像が美しいですね。

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朝日のように爽やかに

今日はお茶の水、浅草、昭和記念公園を回りました。
電車の写真、橋の写真
そして、夏の花を撮りに出かけましたが
まあ、そこそこ
暑くて最初のお茶ノ水で消耗してしまいました。
古本屋で本を買ったのが失敗でした。
本はけっこう重いのですね。

でも、迷ったら進め

ためらったとき、もし、行動を起こさなかったら
きっと後悔する。
でも、「しない」ときのの判断は即断即決で
躊躇いの余裕などない。
理由などいくらでも作り出せる。