あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

鎌倉はいつも人がいっぱいです。

2009-07-11 17:27:36 | 日記

長谷寺入り口の「がちゃがちゃ」

今日の朝、熱中人を紹介するNHKの番組がありました。
その中で「がちゃがちゃ」30年という人が登場しました。
「がちゃがちゃ」にも歴史があり
現役の装置を探し求める
それが楽しみだという人を紹介しています。

その取材の徹底ぶりを思い出しました。
そんなことで長谷寺入り口の店で見つけました。
「これだな」

その写真を撮っていたら、同好の人がいて
写真を撮っていました。
思わず挨拶してしまいました。
どこにも似たような人がいる。
まあ、そんなことです。

長谷寺でカメラの充電池が不良になってしまいましたが
数枚ですが電車の写真を撮ったのであきらめがつきました。

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今日の山頭火

朝は涼しい茗荷の子

 ころころ、ころころ茗荷の子。茗荷の子はかわいい。そしていとしい。まや、食べてもおいしい。経は、朝から涼しい風が吹いている。風が茗荷の子を吹き抜けてゆく。行乞に出かける。あてのない空は、涼しい時も、暑いときもある。
 きょうは、朝から、涼しい風が吹いている。気分のいい日は行乞もすすむ。
 行乞はいやだ、いやだからよけい気がめいってしまう。でも、今朝はちがう。茗荷の子のせいかもしれない。(昭和7年)

若い透明な気配を感じる軽快な文章ですね。
ちょっと意外な気もしますが、これも山頭火なのですね。

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今日の万葉集

一昨日も昨日も今日も 見つれども 明日さえ見まく 欲しき君かも

一昨日も昨日も今日もお目にかかりましたけれども、さらに明日もまたお目にかかりたいと思うほどに、何ともお慕わしいあなた様です。

この歌、以前もとりあげたような気もしますが、それはそれ、この作者の「熱」に圧倒されてしまいます。このような一途な思いが言葉になると、このようになるのですね。それにしても、人生で恋愛の情熱は特別のものがありますね。まいりました。

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夕べの風 

人生の最高の評価は

あの人は一人で死んでいきました。
誰にも迷惑をかけず苦しみもせず

安心して死んでいきました。

ちょっとくそまじめな言い様ですが
それが実感ですね。


荒海や佐渡によこたう天河    芭蕉

2009-07-11 06:07:13 | 日記
昭和記念公園の蓮

蓮が好きで写真を撮ったりもするのですが
美しいものは一様なのですね。
どのように工夫としても同じになってしまう。
それ以上はプロとかマニアの領域
スナップ写真以上にはならない。

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今日の芭蕉

荒海や佐渡によこたう天河    芭蕉

眼前に荒海がある。暗い海上にの彼方に、数々流人の悲しみをこめた佐渡が島がある。向きを変えると空には銀河が佐渡の方へ冴え冴えと横たわっている。雄渾の中に悲哀をこめた句

有名な句なのにあまり感想を述べるような機会もありませんでした。
思えば、この句、蕪村ではなく芭蕉なのですね。
正直なところ、どれがどうなのか、あまりこだわらない。
有名でもない句をごちゃごちゃにかきまぜたら
二者択一の可能性でしか識別できない。
その程度ですから、はっとする切り口で示した句がいい句であり
好きな句で
気付いたら芭蕉だった。
学者的になれない私の鑑賞眼はこの程度

芭蕉の句。そうなると解説にあるような佐渡に流された人々、しかも、所縁の人が思い浮かべるのでしょうが解説にもそのことは触れていません。
きっと、何かあるのでしょうね。

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今日の山頭火

月に吠える犬の声いつまで  

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朝の風

風に目覚めて
立ちあがる。
後は気分が後押ししてくれる。