あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
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霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き  芭蕉

2009-07-10 05:57:07 | 日記
多摩川に咲く黄色い花

どきっとするような存在が面白い。
どうして、このような色になったのでしょうか

人工的に品種改良した花は別としても
花のいろはどのようにして決まり
その色を持続するのでしょうか。

ちょっと不思議。
だから、そのままでいいのですね。

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今日の芭蕉


霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き  芭蕉

富士を見ない日も、それはそれなりに面白い。
そんな内容です。
古典的知識や伏線もありません。
すっきりしていいのですが、「だから何だ」という思いがありますね。
芭蕉の代表作というわけでもなく
「こんな句もある」
そんな感じ
それもいいかもしれませんね。

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朝の風

記憶の奥から抜け出してきたような風
ドアをこじ開け、やってくる
僅かな湿り気と切ない記憶がまじりあって
浮かんでくる。

ずっとずっと昔の閉じ込めておいた話なのに
つながって飛び出してくる
誰がどうのという話でもないのに

・・・・不思議


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