たよりなき夏長くなり訃報あり あきオジ

長い付き合いだった知人が亡くなりました。
家族葬だったそうです。

それがいい。

でも、ちょっと淋しい。
時代は回り
遺族のための葬式という形は薄くなりましたね。

そんな時代なのでしょう。

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透かし見る緑のふかき水の上 あきオジ

透かし見る緑は涼しげで気もちがいい。

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正義を振りかざす人に注意しよう
そして、誠実さを自分で強調する人に騙されない。

もう、何もかにも寄りかからない。
自分の足で立つ。

決して旗を振らない。
振る人についていかない。

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あのころと同じ色の桔梗咲く あきオジ

桔梗咲く日はちょっとした緊張
すぐに萎れてしまう桔梗

りんとした姿であるときは短い。

それが美しい。

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ほととぎす声横たふや水の上　　芭蕉

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猫眠る呉服商う店の夏 あきオジ

猛暑
そんなときは寝ているに限る。

空あればそこに居場所蝶が飛ぶ あきオジ

昭和記念公園の青空
いいですね。

結局はそのままがいい。
飾もなければ
見るべきものも見当たらない。
でも、そこは限りなく広い

それがいいのですね。

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夏椿咲いて一夜の夢終わる あきオジ

夏椿と姫シャラとは違うのですね。
なるほど

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夏椿
利休の七選花つながりで

「利休の七則」
意味は深いのでしょうね。
ぼんやりの私には理解不能な世界です。
でも、感じは分かりますね。

「利休の七則」

一、茶は服のよきように点て
二、炭は湯の沸くように置き
三、花は野にあるように
四、夏は涼しく冬暖かに
五、刻限は早めに
六、降らずとも傘の用意
七、相客に心せよ