あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

あれもこれもちりばめられし夏の丘   あきオジ

2010-07-20 22:14:12 | 日記
いろいろな名も知れぬ花が咲いている。
ほっとする気分がいい。

名をしらぬことで気が咎める
そんな花もありますね。

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二つのブログを休止しました。
楽しかったのですが
あれこればたばたして
落ち着きの悪い更新になってしまいました。
少なくしても同じようなものでしょうが
とりあえず、ぼちぼちやっていこうと思います。

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笑い声「はさみ」商う店にあり   あきオジ

2010-07-20 05:55:43 | 日記
なぜか不気味なのに
そこにいるのは屈託ない若者

いつか、修羅場に逆転することもあるだろう。

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肩より裾へ単衣の走るよし  年尾

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毎朝、ブログを更新し
テレビで「日めくり万葉集」をみて
クラシック倶楽部を聴いて
そして、「御宿かわせみ」を見て
最後に「げげげの女房」を見て

お出かけになるのですが
けっこう、忙しいですね。

全部、しなくても困らないこと
何もしなくても誰も不満があるわけでない。
なのに仕事のようにしてしまう。

これが中途半端な年寄りのすることなのですね。

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風鈴の糸からみとき風なごみ    あきオジ

2010-07-20 05:47:22 | 日記
風鈴も並んでいると
その音は騒音になる

一つ二つ

かすかな風に揺れ
そこはかと聞こえるのがいい。

それにしても聴覚的に涼しさを感じる。
すごい感性でしたね。
そんな時代もあったのだ。

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浴衣着て少女の乳房高からず  虚子

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歌人でもなければ俳人でもない。
単なるおっさん

それ以上でもはない。
そこを抜けだそうとして技巧的になったり
「切れ字」にこだわったりしたら
面白くなくなるのでしょう。

多分

まだ、そこまでいってません。
今は「馴れる時期」なのでしょうね。

日差し避け蛸のごとく車夫眠る  あきオジ

2010-07-20 05:37:36 | 日記
写真を撮られることを意識したり
眠りに入りたかったり
車夫の微妙な心理が面白い

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車夫といえば「無法松の一生」
なぜか、感動してしまう
不思議な感じ
日本人のDNAに共通してもっているのでしょうか。

それとも、過ぎ去った感性なのでしょうか。

映画「無法松の一生」は何回か映画化されていますが
坂東妻三郎も三船敏郎もいいですね。

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覗いてる覗かれている扉開き    あきオジ

2010-07-20 05:29:17 | 日記
ときとして、立場が逆転していることに気づかされることがあります。
動物園のサル

見ているつもりなのですが
実は見られている。

笑っているつもりなのに
実は笑われている。

絶対の条件の金網や濠があるから
傲慢な態度もとれるけれど
そうでなければ
そんな態度もとれない。

人の傲慢さを守るものはいつも頼りない。

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露の世や露のなでしこ小なでしこ  一茶

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育っているツリーが煌めく夕涼み  あきオジ

2010-07-20 05:23:44 | 日記
育っている時が花
そんな感じ

成長が止まり、当たり前の顔になったとき
ツリーは別の表情をもつ。

それが面白いのかも

今思うこと
完成したら中空のレストランで食事をしよう。
そだけです。

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椅子を移す若葉の陰に空を見る  子規

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コーヒーを選ぶ時間も梅雨の雨  あきオジ

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