あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

蹲も謙虚にならず夏の風  あきオジ

2010-07-23 18:06:52 | 日記
利休の好みなどなく
もう、そこにあるのは高価な逸品
豪快さだけを気にしている。
そんなものなのですね。
そんな時代もあったのですね。

手を洗うためのものではなく
見せるための蹲
でも、それはそれ。

それもいいかもしれません。

・・・・・・・・・

のらくらも御代のけしきぞ衣更  一茶

・・・・・・・・・

豪商のなれのはてか障子窓   あきオジ

2010-07-23 18:04:40 | 日記
岩崎邸

住む人がない名残の屋敷跡は
侘しい。
そして、悲しい。

その残骸をさらすならば・・・
そんなことを思ったりもしました。

人には死んでも隠しておきたいことがあってもいいと思うのです。
けっこう、真面目に人生を全うしたと言う評価を得たいのですね。
御苦労さまです。


・・・・・・・

ありがたき蓮の台に手をあわす  あきオジ

2010-07-23 18:01:48 | 日記
あまりに美しいだけでなく
神々しさに感動しました。
この興奮と高まりは蓮だけのものです。
東南アジアでは当たり前の花なのでしょうか。
「男はつらいよ」の主題歌にありますね。
それだけ日本人にもなじみが深い花なのでしょうね。

・・・・・・・

武士町や四角四面に水を蒔く   一茶

・・・・・・・

「御宿かわせみ」平岩弓枝
来週月曜日は最終回です。
高島礼子主演のシリーズは録画しておきました。
このシリーズを繰り返し見ることで
江戸時代の庶民生活を丁寧に観察しようと思っています。

その意味では「剣客商売」池波正太郎も楽しいですね。

武士階級の家には身分の低い者は上がることができなかったのだろうか。
岡っ引きという職業は収入があったのだろうか
待ち合わせの時間はどの程度正確だったのだろうか
あれやこれや

・・・・・・・・