扇疲れけだるい風もよどみがち あきオジ

浅草文扇堂の店頭です。
いまどき、扇だけを商う店も珍しい。
それはそれ
猛暑
外国の人は暑さなどものともしないで
楽しんでいます。

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夕月や大肌ぬいでかたつむり　　一茶

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何しても絵になる夏の車引き あきオジ

人力車がどんどん増えている。
あっと言う間の浅草の名物になりました。
競い合いがパフォーマンスを生みだし
ユニークさで売りだしている。

文化ってそんなものだ。
そんな思いを現実に見ている楽しさがある。

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夏河を越すうれしさよ手に草履　　蕪村

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夏なれば何もかもあり浅草寺 あきオジ

何でもあり
中国人も
韓国人も
何でもありの楽しみ方

だから楽しい。
それがいい。

白い花さいて猛暑を受けてたち あきオジ

白い爽やかな気分がいいですね。
あまりごたごた書きたくないのですが
何となく書かないとしまりがないような気になります。
だれも気にしないことを一人で気にしているし
こだわっている。

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門前の老婆子薪貪る野分けかな　　蕪村

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こんな生活の匂いが句の中に盛り込まれたというか
切り取っているのは「さすがの蕪村」ですね。

吾もこう鎮座する部屋人もなく あきオジ

大好きな花です。
花らしくないのに
花の雰囲気がいっぱいです。

そんな季節が来たのです。
嬉しいような
まだ、早いような・・・・

それも流れのままにしましょう。

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てらてらと石に日の照枯野かな　　蕪村

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我もまた蓮になりたき朝になり あきオジ

ときがきて
自ら開く蓮

その不思議さに驚かされる。
かつて、人の死もそのようなものだったのでしょうが
今は、それすらも見えなくなってしまっている。

怖い時代だと思います。

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あなとうと茶もだふだふと十夜哉　　蕪村

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