あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

百合咲けば弁当箱を思いだす  あきオジ

2010-07-24 21:17:02 | 日記
百合の絵柄の弁当箱
「二十四の瞳を思いだす人は
映画通ですね。

私には忘れられない映画です。
そして、一つの思い出です。
貧しさに耐える少女の健気さ
いじらしさを思いだします。

今の時代と違っていた。
全てにおいて違っていた。
そう思いますね。

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墓に護摩水をわたしもすすり  山頭火

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旅の途中で放哉の墓を訪ねた時の句
互いの名は知っていたけれど
交流はなかった
ちょっと不思議
でも、二人は話し合えるほど器用ではなかったのかもしれません。

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真白なる木陰に咲きし百合の花  あきオジ

2010-07-24 06:52:01 | 日記
百合は谷まであったり木陰だったりして
太陽の真下という雰囲気はありませんね。
なぜでしょうか
「儚さ」よりも豪華さが先に飛び込む
そんな花になってきましたね。
「百合」マリアの象徴

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雨ふればふるほどに石蕗の花  山頭火

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最近、ちょっとへこみました。
でも、若いころ仕事を失うのではないか
適性がないのではないかという
大きな不安ではなく

気持ちの持ち方
あるいは開き直りでどうにでもなる。
そんなことで切り替えることができる。
そんなものなのですが
年をとるとこらえ性がなくなり
我慢できなくなりますね。
そろそろいろいろな意味で引退を考えた方がいいですね。

新しいことの始まりです。

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東京の探しに歩く熱風のころ   あきオジ

2010-07-24 06:47:06 | 日記
上野駅を歩く
水戸方面から遊びに来た人
宇都宮方面から来た人
なぜか上野駅
その意味は大きいのですね。

新宿ではなく上野
銀座ではなくて上野

あれこれ想像してしまうけれど
上野には上野の匂いがあり
懐かしさがあり
安心感がある。

緊張を求められない何かがあるのかもしれません。

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風の中おのれを責めつつ歩く  山頭火

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