あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

野毛にまた大道芸と秋の風   あきオジ

2011-10-02 18:36:32 | 日記
今日は横浜・野毛の大道芸見物で終わりました。
写真も撮れたし
気分はごちそうさまでした。

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一つ杯めのために飲んでるビールかな  風天

そば食らう歯のない婆(ひと)や夜の駅  風天

初めての煙草覚えし隅田川  風天

(風天の句を繰り返し並べていると、渥美清の表情が浮かんできますね。)

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曇り後晴れでした。
そんなことでいまいちですが写真を撮ってきました。

風涼し魚釣り船をまつ夜明け  あきオジ

2011-10-02 18:25:23 | 日記
桜木町駅には運河があります。
釣り客を運ぶ船が待ち構えていました・

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骸骨やこれも美人のなれの果  夏目漱石(明治24年)

何事ぞ手向し花に狂ふ蝶  夏目漱石(明治24年)

今日よりは誰に見立ん秋の月  夏目漱石(明治24年)

(語調が滑らかで平易なのがいいですね。表現が平明に感じられるほど練られているのでしょうね。)

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当たり前を当たり前に、そしてときには「しみじみ」ふわっと「笑える」そんな句に出会いたいですね。

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芸人がころ柿食べる寺の裏  あきオジ

2011-10-02 18:17:10 | 日記
横浜。みなとみらいです。
今日は大道芸を楽しみました。

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此頃はまばらになりぬ秋の蝉  子規

秋の蝉子どもにとらるるもあわれ也 子規

赤蜻蛉筑波に雲のなかりけり  子規

(子規はまだまだ取りあげるのは先になりそうです。山頭火、放哉などがつかえています。)

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老人は言葉の海を泳ぎゆき  あきオジ

2011-10-02 05:11:12 | 日記
彼岸花の季節ですね。
巾着田です。

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季節を楽しむ
季節を写真にする。
言葉にする。
それだけで結構、間に合っています。

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海の底知らぬがよいと風がふく  あきオジ

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旅の法衣がかわくまで雑草の風  山頭火

家を持たない秋がふかうなるばかり  山頭火

曼珠沙華咲いてここがわたしの寝るところ  山頭火

(このような「しみじみ」が好きなのですが、このような「しみじみ」ばかり追い求めるのは大人げないですかね。

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長き首せいいっぱいに彼岸花  あきオジ

2011-10-02 04:53:14 | 日記
巾着田の露店においてあった
木彫玩具です。
15000円という値段が気になりました。
それはそれで楽しいですね。

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そろそろ生活の臭いがする写真に移りたいのですが
お手頃写真から抜けられません。

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我が手にわれをまねくや秋のくれ  蕪村(29歳)

猿どのの夜寒訪ゆき兎かな  蕪村(29歳)

まるめろをあたまにかねて江戸言葉(29歳)

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私にとっては「まるめろ」は青森ですね。
雪の中
りんごを売っている露店の店先に飾ってありました。
そのままでは食べることができないと言われました。
青森で暮らしていたとき
机に飾っていたことを覚えています。

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初雪の富士をみつけた峠かな  あきオジ

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蛇行する川に寄りそう彼岸花  あきオジ

2011-10-02 04:41:23 | 日記
巾着田の彼岸花です。
最近はブログの更新に追われる日々です。

止めても誰も困らない。
言われればそうだけれどそれを言っちゃおしまいよ。

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鳴くならば満月になけほととぎす  夏目漱石(明治25年)

病む人に炬離れて雪見かな  夏目漱石(明治25年)

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