掘割に入り込みたる秋の船 あきオジ 2011-10-17 17:49:48 | 日記 隅田川の風景です。 ・・・・・ 鬼は外豆のこり湯ざめして 風天 納豆を食パンでくう二DK 風天 ひばり突き刺さるように麦のなか 風天 ・・・・・・ 腕時計またゆるくなる秋深し あきオジ 何もかも面倒になる冬近し あきオジ ・・・・・・
稜線が露の先に見ゆるころ あきオジ 2011-10-17 16:50:13 | 日記 浅草の土産ものを商う店です。 ・・・・・ 曼珠沙花あつけらかんと道の端 夏目漱石(明治28年) はらはらとせう事なしに萩の露 夏目漱石(明治28年) 行く年や膝と膝とをつき合せ 夏目漱石(明治28年) ・・・・・ 来年も同じでいいと願いごと あきオジ ・・・・・・
菊の花帯に仕立てた寺詣り あきオジ 2011-10-17 16:45:25 | 日記 浅草の女性です。 目だちますね。 ・・・・・ 秋風のお堂で顔が一つ 放哉 庭を掃いて行く庭の隅なるけいとう 放哉 針に糸を通しあえず青空を見る 放哉 ・・・・・・ あれもこれも秋の色して土手長し あきオジ 本堂に入りし金糸の草履かな あきオジ ・・・・・・・
秋刀魚焼く匂い気にず窓をあけ あきオジ 2011-10-17 16:36:55 | 日記 スカイツリーは巨大ですし、堂々としていますね。 大きさを比べる物がないので余計不気味です。 ・・・・・ 初冬や日和になりし京はづれ 蕪村(53歳) 屋ねふきの落葉踏なり閨のうへ 蕪村(53歳) 寒菊を愛すもなく垣根哉 蕪村(53歳) ・・・・・・ うたた寝に入りし午後の桃の香よ あきオジ 秋刀魚焼く匂い流す独りもの あきオジ ・・・・・・
舟にのり記憶の束を放り出し あきオジ 2011-10-17 06:04:59 | 日記 隅田川です。 ・・・・・ しきりに落ちる大きい葉かな 山頭火 すつかり枯れて豆となつてゐる 山頭火 岩かげまさしく水が湧いている 山頭火 ・・・・・・ 投げ出したノート浮かべる隅田川 あきオジ ・・・・・
秋風の隅田川に雨がふる あきオジ 2011-10-17 05:48:01 | 日記 隅田川の風景です。 ・・・・・・・・ そのはねであの空飛んだか置物の鷹 風天 目貼りしてあとすることもなく風を聞く 風天 好きだからつよくぶつけた雪合戦 風天 ・・・・・ 人が一生に残せるものなど、限られていますね。でも、残したいのはなぜでしょうかね。 ・・・・・・