あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

入りこむ秋を写真にする思いつき  あきオジ

2011-10-22 06:50:36 | 日記
昭和記念公園の日本庭園です。

俳句の形式を借りた日記
こだわる理由もないけれど
俳句を取り巻く雰囲気が好きではないので、とりあえず距離を置きますね。
どうでもいいけれど・・・・

80歳までに粗製乱造で一茶なみの句を作ろうかなと思うようになりました。
発想が枯渇したときに、懐かしむためにも続けようと思います。

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ケン玉あしもと寝てる冬日和  風天

毛皮着て靴ふるきはな水の女  風天

草しげり終戦の日遠く飛行機  風天

(風天のそれらしいのは、時代を掬い取っていることですね。しかも上品な俳人が扱わない下町の日々を抉り出していることですね。)

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地震ありもぐりて合わす顔と顔  あきオジ

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言葉なき散歩になりて秋深く  あきオジ

2011-10-22 06:39:09 | 日記
お気に入りの昭和記念公園のシンボルツリーです。

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わが背白きはまづ向日葵に知られなり  宮津昭彦

汗のシャツぬげばあらたな夕空あり  宮津昭彦

仰向き寝るは夢見るすがたの雲の峰  宮津昭彦

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開店したブックオフで発見した句集がありました。とりあえず今瀬剛一と宮津昭彦の二人の二冊手に入れたので
しばらく取りあげてみようと思います。

二人は句会で使用するような俳号というのでしょうか。それらしい名が感じられないので選びました。

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柿の木を見つけた里に風が吹き  あきオジ  

2011-10-22 06:16:17 | 日記
昭和記念公園です。
柿の木が一本あります。

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育ててくれた野は山は若葉  山頭火

(世間の常識ある俳句愛好家は山頭火の磊落な生活ぶりというか無頼ぶりがお気に入りではなさそうです。それもありますね。でも常識ある人の病気のせつなさや孫の可愛さを詠った句もいいですが、突出した感動が乏しいですね。)

車窓から妹の家は若葉している  山頭火

ふるさとの夜がふかいふるさとの夢  山頭火

(情緒的な言葉に引っ張られた山頭火の句もありますが、そんなこと関係ない。ひっくるめて惹かれることがあればそれでいいじゃないか。そんな感じです。)

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柿ひかりハイライトとなる甲州路  あきオジ

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