あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

先読める説教の夏懐かしき  あきオジ

2011-10-18 18:42:07 | 日記
隅田川の風景です。

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終生無学わが棺に辞書を納めよ 柴田義彦

海はふたたび青い忍耐へ帰る初秋  柴田義彦

豆のつるひょろひょろ神様の楽譜かな  柴田義彦

(自由律俳句作品史から選びました。当然、気に入ったからのせたのではありません。あったからです。でも、そこにあったのを見つけたのですから、何かがあったのでしょうね。最近、そんな意味不明なことを真面目に考えるのです。)

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平明でひらがな文字を大切にした句がいいですね。

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山門を潜れば菊のころとなり  あきオジ

2011-10-18 06:36:31 | 日記
浅草寺です。
気分は一気に冬ですね。
私は冬が苦手なのです。
どうか、今年は転倒しないように注意しましょう。

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夕月の正面におく蚊やり哉  一茶

身の上の鐘としりつつ夕涼  一茶

今咲し花ながるる蚊はり哉  一茶

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秋草が網目ぬける露地をぬけ  あきオジ

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秋風にふかれて浄土に導かれ  あきオジ

2011-10-18 06:07:32 | 日記
浅草寺の大提灯です。
もう、暮れの行事を迎えるのですね。

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月夜の葦が折れとる  放哉

あすは元日が来る仏とわたし  放哉

雪積もる夜のランプ  放哉

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放哉の代表的な句を一通り読んで、さあ、これから味わいながらよまなくちゃと思うようになりました。
楽しみはこれからなのですね。
でも、どきどきしながら放哉の句を読むことは楽しいことでした。
でも、これからなのですね。

秋風や大提灯もゆれたそう  あきオジ

2011-10-18 05:56:36 | 日記
浅草寺
いつも外国人が溢れています。
それはそれで楽しいことです。

昭和50年代の淋しさを知る者には、嬉しいことですね。

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まぐれ蠅ガラスふるわせ西陽さす  風天

みずキラキラ指つけたまま夏浅し  風天

残暑の辻行商のひと立止まり  風天

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隅田川眺める夫婦の秋深し  あきオジ

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粗製乱造、何か勢いでこのまま進みそうです。
でも、それが自分にあっているのかもしれません。