真夜中に歯磨きしているひとりもの あきオジ 2011-10-25 17:09:53 | 日記 浜離宮です。 すっかり秋の気分ですね。 ・・・・・ 門出れば我も行人秋のくれ 蕪村 老が恋わすれんとすればしぐれかな 蕪村 時雨音なくて苔にむかしをしのぶ哉 蕪村 ・・・・・・・ 終バスが発ちし駅にキリギリス あきオジ
寅さんと出会いそうな秋になり あきオジ 2011-10-25 17:04:42 | 日記 聖橋からの風景です。 ・・・・・・ 風ぬける垣根の隅に紙の雛 風天 陽に焼けた日除の家の店じまい 風天 にんにく臭う体操教師暗くまで 風天 ・・・・・・・ このごろ「男はつらいよ」シリーズを見直しています。 自分が生まれ育ったのとほぼ同年代なのです。
うどん屋の列長くなる日ぐれかな あきオジ 2011-10-25 16:54:48 | 日記 浜離宮です。 上品で洗練されているところは私には似合わない。 ・・・・・ 初冬た竹切る山の鉈の音 夏目漱石 冬木立寺に蛇骨を伝へきり 夏目漱石 冬籠り黄表紙あるいは赤表紙 夏目漱石 ・・・・・・
紅葉の流れる御嶽の日ぐれどき あきオジ 2011-10-25 05:35:49 | 日記 聖橋からの秋の風景です。 ・・・・・ 椿のおちる水のながれる 山頭火 寝ざめ雪降る、さびしがるのではないが 山頭火 月がうらへまわつても木かげ 山頭火 ・・・・・・・ もう少しのんびり歩くそれもよし あきオジ
遠き声聞き取れそうな秋の夜 あきオジ 2011-10-25 05:18:40 | 日記 聖橋からの風景です。 ・・・・・ 蜜柑を焼いて喰ふ子供と二人で居る 放哉 片つ方の耳にないしょ話しに来る 放哉 夜中の襖遠くしめられたる 放哉 ・・・・・・ 夜明けまで待てない菊のこぼれ露 あきオジ ・・・・・・ 石川さゆり「民謡出会い旅」を見ていました。 民謡復興のプロジェクトの作業過程を描いたものですが 登場する地元の人の表情に感動しました。
あるがままそれもありか秋の草 あきオジ 2011-10-25 05:13:15 | 日記 浜離宮です。 散歩コースとしていいですね。 ・・・・・ 読んでゆく三枚目から恋になる 時実新子 主婦という名の腕時計何度見る 時実新子 欲しいものひとつずつ消し夜を眠る 時実新子 ・・・・・ とりとめのない話途切れず秋刀魚食う あきオジ