相模湖
相模湖は相模湖駅から10分ほどです。
駅から湖が見えるのがいいですね。
でも、なぜか、人がまばらですね。
人がいない観光地は淋しさが倍加しますね。
今のところフォームグランドになっていませんが、そのうり発見があるかもしれません。
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今日の芭蕉
ほととぎす消行方や嶋一ツ
今日の子規
日あたりのよき部屋一つ冬籠 子規
素人のような平凡さが子規の素晴らしいところですね。
技巧的であったり、過剰であったり、伏線が交錯しすぎて、、読む人を置き去りにする俳句が多い中で、明快ですね。
ということは歴史的な作品にはならないということか
でも、そんなことを考えるのは、野心家だけでしい。
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今日の山頭火
ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない
このところ躁と鬱のくりかえし、毎晩眠れいない。心が沈んでいく、まるで泥沼に落ち込んでゆくようである。心身のやりどころがない。
きょうもまた
不安な夜がやってきた。ふくろうが、さっきからさかんに呼んでいる。ふくろうも眠れずに鳴いているのであろうが、わたしはわたしで眠れない孤独な夜を過ごしている。不安と焦燥。死ねないでいる。
庵は少しも自分に平安を与えてくれなかった。
山頭火の日記はことのほか健康。
もっと、じめじめして、重く、厭世的だt思ったのですが、基底に流れているのは重さなのでしょうが、言葉になって浮かぶ上がるのは、意外と透明で人生を肯定する匂いです。
そう思えるのは私だけでしょうか。