あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

隣りからミシン音する雪の夜   あきオジ

2012-01-22 05:49:59 | 日記
キルト展の作品です。
過剰なまでにコンクールを意識した作品もあれば
入賞など意識しない作品などさまざまですが
それも、面白いですね。

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なんと丸い月が出たよ窓  放哉

ゆうべ底がぬけた柄杓で朝  放哉

雪積もる夜のランプ  放哉

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やはり、俳句もそうですが時代を掬ったものでなければ面白くないですね。
現実の生活の臭いたない句も作りもののように思えます。

きっと、専門家や本格的に俳句を作っている人は、そんなことに悩むのでしょうね。
ご苦労様です。

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ありがたい霙といえず傘をさす  あきオジ

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私にとっては俳句はティッシュのようなもの。

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もうすこし生きてみようか霙空  あきオジ

2012-01-22 05:30:21 | 日記
キルト展の作品です。
これは確かグランプリ作品の部分写真です。

花のない季節です。
お楽しみください。

もし、年とった人が頑張っているとなったら素敵ですね。
仕事人間だった男性はそうはいきませんね。

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本開く居場所もなくて無精ひげ  あきオジ

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あたたかい白い飯が在る  山頭火

ふつと影がかすめていつた風  山頭火

まつすぐな道でさみしい  山頭火

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鍋なれど会話もなくなる日々となり  あきオジ

鍋にえて豆腐選びし老夫婦  あきオジ

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散らしてはまた組み合わるキルトかな  あきオジ

2012-01-21 06:11:40 | 日記
キルト展の出品作品です。

楽しいですね。
それにしても女性は所有するというと固いですが
「これ欲しいわ」
「家に飾りたいわ」という感想が多いですね。
どうしてでしょうかね。

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雪交じりキルト展の帰り道  あきオジ

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このごろ朝日俳壇を開いてもちっとも面白くありません。
そう思います。でも、
これも読みとる人も感性が生き生きしているかどうかのことなのですね。

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ぬくい日のまだ食べるものはある  山頭火

雪ふる一人一人ゆく  山頭火

雪へ雪ふるいづけさのをる  山頭火

(芭蕉的な世界ですが、技巧的に過ぎてしらじらしい。ぶかっこうな組み合わせこそ山頭火という「思いこみで」で読んでいます。これは失礼な感想かもしれません。)

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山頭火や放哉が朝日俳壇に投稿したら、金子兜太以外の選者は選ぶのでしょうかね。
俳句の評価も時代とともに移り変わるのでしょうね。

子規のような人が現れて陽の当らなかった俳人が突如脚光を浴びることがあるかもしれませんね。
素人してはそちらの方が面白いですね。

初場所の言葉を選ぶぎこちなさ  あきオジ

2012-01-21 05:41:26 | 日記
雪まじりの雨の湯島聖堂です。

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キルト展
それぞれの人が頑張っている姿を彷彿とさせる作品を見るのは楽しいですね。
気位の高いプロもいるでしょうが
それなりに楽しんでる。
それくらいがちょうどいいですね。
さすがにあの粘り強さというか
執念を見ると「自分もやってみようかな」とは思いませんでした。

ここにも居場所がある。そんな発見があることが嬉しいですね。
来月はランの展示会です。

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朝々掃く庭石のありどころ  放哉

お堂浅くして落葉ふりこむさへ  放哉

うそをついたほうな昼の月がゐる  放哉

板じきに夕餉の両ひざそろへる  放哉

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焼き芋をかじるも嬉し長き夜  あきオジ

雪予報きいて炬燵にもどる午後  あきオジ

2012-01-21 05:21:25 | 日記
東京ドームのキルト展の出品作品です。
こんなのもあり。
そんな作品ですね。

それにしてもものすごい人でした。
東京ドームが会場だったのですが
入場するに30分かかりました。

もちろん大部分が女性でしたが
ちらちら男性もいましたし
出品者の中に男性の名前もありました。

このキルトの領域に男性が進出してもいいですね。

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のっぺりと師走も知らず今朝の春  良寛

春雨や門松の〆ゆるみけり  良寛

いでわれも今日はまぢらむ春の山  良寛

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マフラーを結び直したお茶ノ水  あきオジ

古書店を廻りし日ざしも春近し  あきオジ

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一歩ずつ数えてあるく冬の道  あきオジ

2012-01-20 04:59:10 | 日記
冬には冬の景色です。
桜木町周辺の風景です。

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このブログは朝4時に起き出して
「あきおじのつぶやき」
「朝日のように爽やかに」の順番で更新しています。

今日は、なぜか
「あきオジの風景」から更新しています。
まあ、その日の勢いですね。

顔を洗うような
ときとして生活習慣病のようなものです。

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月花もなくて酒のむひとり哉  芭蕉

世ににほへ梅花一枝のみそさざい  芭蕉

わするなよ藪の中なるむめの花  芭蕉

(芭蕉には梅を取りあげた句が多いですね。江戸時代も梅が主流だったのでしょうかね。)

春なれや名もなき山の薄霞  芭蕉

(こんな句が懐かしい季節が近づいてきましたね。)

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早く春になり、凍結した道を歩かないですむようになってほしいですね。

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風呂に入り寝ることにする寒さかな  あきオジ

2012-01-20 04:45:04 | 日記
みなとみらいの風景です。

今日はキルト展に出かける予定です。
努力の蓄積が別の表情をあらわす。
それが面白いですね。

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世の中、楽しみを持っている人がいっぱいいますね。
鉄道ファンも旅行、写真、模型などに特化していますし
寄席にいけばファンが溢れています。
人気ある落語家だと切符を取るのが大変です。

東京ドームにいけば巨人ファンでいっぱいです。
楽しみ方を心得ている人が増えていますね。

逆に仕事以外に楽しみがない人もいるのですね。
でもそれはそれ、
それでよければそれでいいのですね。

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雨の傘たてかけておみくじをひく  放哉

一日物云はず蝶の影さす  放哉

病人花活ける程になりし  放哉

大根ぬきに行く畑山にある  放哉

(放哉の一徹で不器用な俳句もだんだんよくなってきました。素人が出会い、「何これ?」から始まって辛抱強く読み続けてきたら、何となくスタイルと言うか音の響きに慣れてきましたし、表現の傾向も見えてきました。今年は句の背景にも眼を向けたいですね。)

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咳も年寄り  あきオジ

(「咳しても一人」という句が放哉の代表句だとか、この句をとりあげた人がまた、すごいですね。)

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ぼろ市も終りて残る石仏  あきオジ

2012-01-20 04:28:26 | 日記
みなとみらいです。
ガラスや水面に映りこむ景色が好きなのです。
どうしてでしょうかね。

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風邪をひいたのでしょうか。
熱があり、激しい咳です。
薬を呑んで、熱い風呂に入り寝てしまいました。

けさは、まあまあの状態です。
年を取ったら風邪には特に注意しなければいけませんね。

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ぼろ市の賑わいきこえる甘酒屋  あきオジ

賽銭の音も混じれて読経あり  あきオジ

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傘さして箱根越也春の雨  一茶

御仏の代におぶさる蜻蛉哉  一茶

追分の一里手前の秋の暮  一茶

(季節の句ではありませんが、時代の空気と景色が見えてくるのでとりあげてみました。取りあげる素材と表現と言うか、削りかたが巧みですね。句として提示されると「なるほどね」で終わるのですが、自分で「さて」と思い作ろうと思うと、状況も何も浮かんでこないものですね。)

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ペット抱く老婦がひとり冬深し  あきオジ

2012-01-19 04:55:43 | 日記
放哉の句です。

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これはパソコンで描きました。
「水彩」という優れモノのソフトを利用するのですが
色はいくらでも作れますし
色の調子を調整することができます。

お気に入りなのです。
このソフトでずいぶん楽しませてもらいました。
まだまだ利用していない機能があります。

楽しみはこれからですね。

この絵は15分ほどでできあがりました。
楽しみはこれからですね。

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気遣いをみせあう電車の同窓会  あきオジ




座布団を干してたたみの昼寝あと  あきオジ

2012-01-19 04:44:21 | 日記
尾崎放哉の句です。

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今日は仕事ですが
午前中の仕事ですから
午後からは家で寝ることにします。

明日はキルトと展示会に出かけたいのですが
体調はどうなのでしょうか。
様子をみてから考えましょう。

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籐いすで日差し受けるもなじむとし  あきオジ