ひらりん気まま日記

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九年庵特別公開と彩りの九州紅葉めぐり(2)

2014-12-14 23:19:11 | お出かけ&旅


大宰府光明禅寺
2014年11月18日~19日 トラピックス関西のツアーで九州福岡の紅葉めぐり

11/19朝 玄海ロイヤルホテル出発は7時40分。
当初予定より若干遅くなったとはいえ、忙しいこと。
というのも、九年庵の混雑ぶりが相当なものらしく、10時過ぎると道路や駐車場が入れなくなるということで。
バスで2時間弱走って佐賀県神埼市「九年庵」(佐賀市の大実業家伊丹弥太郎氏が明治時代に作った別荘と庭園)に到着。
紅葉時期は9日間だけ公開されるという名所である。

すでに行列ができていて、20分ほど並んだ。
入り口からしばらくは前に進まず、造幣局桜通り抜けか葛城山ツツジロープウェイ並みである。




京都にあるお寺のような佇まいで、苔も美しくなかなかきれいです。




どこを撮っても人影が入ってしまう

ぐるっと回ったら、もう裏手にある仁比山神社に出てしまった。


仁比山神社の「見ざる言わざる聞かざる=三猿」


伊東玄朴旧宅の門

また、バスに乗って柳川へ。有名だけど初めてで楽しみ。
「川下りと鰻せいろ蒸し昼食」はオプション、ツアー客のうち2/3ほど参加していた。
夫はどっちでもいいと言ったけど、私、舟めぐりが好きなので申し込んだ。

薄味に慣れた舌にはかなり味が濃くて、それほど美味しいとも思わず。

10人ずつくらいに分かれて乗船。
船頭さんはイケメンのお兄ちゃんで、エンジンモーターの船でないし、船頭さんのすぐ前に座れたので、説明がほとんど聞こえてとても楽しかった。
年取った船頭さんだと、訛りもあったりして、もごもごと聞き取りにくいことが少なくないそうだ。
このイケメン船頭さんははきはきとメリハリのついた話し方でよくわかった。

舟に乗るとき、いちばん心配なのは泳げないこと。
救命具もないし、大丈夫かなと思ってたら
「もし、舟がひっくり返ったら、その場で立ってください、水深60cmほどです」ってことで、おおいに安心。
舟は竿で繰るのと櫓を漕ぐ方法があり、櫓の場合は舟がかなり横揺れして船酔いするらしい。

いくつも小さな橋をくぐりぬけ、大きめの橋の下では船頭さんが北原白秋の歌など披露してくれた。
橋の下はエコーがかかってカラオケみたいになります。

川に張り出したような船利用の水上ショップ。
舟はスピードをゆるめ、店のおっちゃんが盛んに呼び込みかけてたけど、だれも何も買わなかった(笑)

ここで一時停船、反対側の家の2階からフラッシュ撮影されて、あとで記念写真お買い上げってことになる。

この小さい橋をくぐるとき、船頭さんが舟からよじ登って欄干を乗り越え反対側の欄干から舟に飛び降りるという芸当をやってくれて拍手喝采。
船頭は3回川に落ちて一人前なんだそうだ。
竿が抜けなかったり、ひっかかっり、折れたりしてバランスをくずして落ちちゃうんだって。

うらうらとのどかな晩秋の川下りの気持ちよさ。


北原白秋の「待ちぼうけ」歌碑、若い船頭女子の舟とすれちがい

松岡修造が水路のそばの柳川高校のテニス部に在籍していたとか、柳川出身力士の琴奨菊が勝つと夕方に花火がドンと上がるとか、いろんな話が聞けた。


1時間乗船のあと、下りたら集合時間まで残り20分。私は急いで北原白秋の生家(外観だけ)まで往復した。
船会社はいくつかあり、コースもたくさんある。
日本語がわからない中国韓国人客は1時間も乗ると飽きるので30分コースが多いとか。
また、バスに乗って、午後遅くに、最後の観光地の大宰府へ。

大宰府天満宮参道


光明禅寺


前庭の仏光石庭。


裏庭は枯山水。
ここの紅葉も素晴らしく、九州にもこんなに良いお寺があるんやね。


太宰府天満宮


カラフルおみくじと右近の橘(みかん)


大宰府名物の梅ヶ枝餅はどこのお店も同じ機械で作っていたけど、行列の店と空いてる店があり、味に違いがあるんやろか。
適当に2つ買って食べたが、熱々で美味しかった。

小倉駅で1時間半待ち、長崎皿蕎麦などで夕食して、20:17発新幹線で新大阪22:28着、その日のうちに帰宅できた。
せわしいツアーだったけど、お天気も良くて楽しめた。
また、ツアーに行こう、お友達と(笑)
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