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図書館貸出期間2週間で2冊読了。
鼻づまり、咳、倦怠感、頭痛でもがんばった。
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2冊とも暗い装丁だ(笑)
『その女アレックス』 ピエール・ルメートル
2014年ミステリー賞総なめの作品だが、猟奇殺人連続でエグイ感。
結末は工夫をこらしてあるけれど、ちょっと救いようがないというか…
映画になるらしいけど、映像はもっと暗くなるんでは?
刑事3人トリオ(偏屈で小男の警視、イケメンセレブ刑事、しみったれの貧乏刑事)のキャラで追い詰めていくのはとても面白い。
『満願』 米沢穂信
こちらも2014年ミステリー賞3冠、直木賞候補にも上がった作品。
傾向の異なる6篇の短編が収められている。
全体的に文体に昭和の香りが感じられるような。
こんなのあり?というのもあるけれど、新人警官の「夜警」、商社マンの「万灯」が凝った展開で唸った。