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秋田駒ケ岳登山口
2018/6/26~28 クラブツーリズムの東北花の名山三座 八幡平・森吉山・秋田駒ケ岳フラワーハイキング
29日朝、雨は止んだようでも霧が濃い。
麓は曇りでも山は雨と風の予報らしい。
8時、とりあえず、秋田駒ケ岳に行ってみましょうと、添乗員さん。
雪渓では足首までずぶずぶに水に浸かるかもしれず、無理だと思う方は登山口に向かうシャトルバス乗り場のアルパこまくさでお待ちくださいと。
3人の方が待ち組へ。
どうせ、何も見えない、雨に降られるとわかっていても、やっぱり行けるとこまで行ってみたい。
30分ほどシャトルバスに揺られて登山口へ。
隣に座っていたよその方は九州から山グループ10人ほどで来たと。
前日は早池峰山がやはりアウトになり、今日の秋田駒ケ岳、翌日の栗駒山の予定だそう。
はるばる九州からやってきて、この悪天候。
9時、雨具を着込んで、万全の服装で登り始めます。
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大雨のあとで、どんだけドロドロ滑るかと思ったら、登山道は水はけがよいのか、水たまりもほとんどなく、木の根もないし、ゴロゴロ岩も滑るようなことがなく、悪天のわりには登りやすかった。
ときどき雨が降り、山肌の道では強風にさらされる。
寒くはないのが救われる。
火山岩なのか、登山道がとても赤い。
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エゾツツジのつぼみ
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雨でもめげずに懐からコンデジ出してパチリ。
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ゴゼンタチバナ(御前橘)
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コケモモ?
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イワカガミとツマトリソウ
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ハクサンシャクナゲ
危ぶまれた雪渓は前日の大雨であらかた溶け流れ去ったよう。
片側が崖、片側が絶壁のここ、昨年の同じころは大きな雪渓があって用心して横切ったと添乗員さんの話。
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マイヅルソウ
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ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)
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オオバキスミレ
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ミヤマダイコンソウも花弁が飛ばされて
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オノエラン
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晴れていれば、絶景のはずが真っ白グレー
結局阿弥陀池まではなんとか行けたが、視界2m。
池の傍の木道で風のために落ちそうになる。
当然、吹きさらしの急登の秋田駒ケ岳の頂上男女岳には登れず、避難小屋で休憩して、元の道を引き返した。
12:30に下山。
登山口からシャトルバスで麓へ戻る。
ぬれた雨具を脱いで、トレッキングシューズをスニーカーに変え、ようやく人心地。雨具を着ていても髪の毛はびっしょり、はみ出た服のすそや袖口がぬれた。
寒いときなら一発で低体温症になるだろう。
14時にツアーバスで仙台空港へ。
19時発の飛行機までに空港で夕食。
このおあげが厚揚げで、味もおつゆと同じ、もそもそで食べられたもんじゃなく。
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というわけで、なんとも不本意なフラワーハイキングになったが、ま、これも旅。
また、来たらええやん、と言う友だちの言葉に救われた。
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