
米中の経済戦争は、泥沼化している。世界経済は、米中の経済戦争のあおりを受け、大混乱。
世界第一位の米国と第二位の中国が、自国を守るために、「自国ファースト」の保護貿易、輸入品に掛ける
税金を上げ、輸入を抑えて、輸出入のバランスを図ろうと、泥沼戦争になっている。
第二次世界大戦の引き金は、あの1929年に起きた世界恐慌だった。
第一次世界大戦で戦場となったヨーロッパ各国は、疲弊。ヨーロッパ経済は、立ち直るのに時間掛かった。
戦場から遠かったアメリカは、元気で、ヨーロッパが立ち直るまで、生産設備や生活物資などアメリカは
ヨーロッパに売ることが出来、景気絶好調。日本もおこぼれに預かっていた。
世界のマネーは、景気の良いアメリカ企業の投資に集中、ところが、ヨーロッパの国が復興すると、アメリカ
企業はヨーロッパへの輸出が細り、倒産・失業増大で、世界がアメリカ企業へ投資したカネは、紙くず同然に
なった。
世界恐慌が起きた。
体力があった米国は、財政出動によるニューディール、金融政策などで乗り切り、植民地帝国の英仏は、
自国と植民地内資源など外国に出さず、ブロックの中で、経済を回す「ブロック経済」で、切り抜けた。
植民地で出遅れた、ドイツ・イタリア・日本は、米英仏の「自国ファーストの保護政策」に阻まれた。
かくして、日独伊は、英仏の植民地を狙うと同時に、隣国などを「切り取ろう」と、武力行使に及んだ。
結果、戦場から遠い資源力も経済力もある米国の武力中心に、日独伊は殲滅された。
トラさん、習さんが、保護貿易で、意地を張り合って、どのような利益があるのか。
今の国際経済は、相互依存で成り立っている部分が大きい筈。一時的に、「儲かった」はあるかも知れないが
保護体制内に不利益が発生し、長くは続かない。
米中2大経済大国が、スローダウンになったら、両国経済に依存している世界各国は、大恐慌を来す。
トラさん、習さん、意地の張り合いを止めて、話し合いで、早く出口を見つけて欲しい。
13000発の核兵器がある今日、「武力で」なんてことだけは止めて!
ウォーキング中に出会った花々です。



8月10日「今日は何の日カレンダー」より
国民皆泳日、健康ハートの日、帽子の日、道の日、トイレの日、LPガス消費者保安デー(毎月)
▲グリニッチ天文台オープン(1675)▲チュイルリー宮殿(ルイ16世、マリー・アントワネットの住居)、
国民軍に襲われる(1792)▲ナポレオン、セントヘレナへ追放 (1815)▲シーボルトの荷物に伊能忠敬作の
日本地図など御禁制品(シーボルト事件)(1828)▲警察予備隊令公布(1950)▲東京で初の光化学スモッグ
予報(1970)▲全米女子アマチュアゴルフ選手権で服部道子が優勝(1985) ▲沖縄モノレール開業(2003)