平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1610 アタマに来る年金行政のお粗末

2019-08-29 10:34:39 | 日記

8月27日、厚労省が発表した公的年金制度の財政検証を新聞で見て、あまりのお粗末な年金行政に、
「アタマ」に来た。
現在の20歳の人が、65歳でもらえる現在の受給資格を持つ人と同じ額の年金をもらうためには、
68歳まで働く必要がある、との試算。経済成長など、いろいろな前提条件をきめての試算の一つ。

要するに、年金を支える「財源」の問題なのだ。
財源が無いから、年金給付額を減らす、か、働く期間を延ばし、年金財源を少しでも増やす、という
道筋を、国民に納得させるための財政検証だ。
「給付額の切りさげ」「受給年齢の先延ばし」という結果ありきのための財政検証なのだ。
先々には、更なる「消費増税」だ。アタマに来る。

少子高齢化が急激に進んでいる状況下、「財源」がじり貧になるのは、解っていた筈。
高度成長期の頃、年金財源は、入って来るカネが受給する人が受け取るカネより多く、運営は楽だった。
有り余る財源を、あまり使われない「宿泊施設」など「箱もの」で無駄使いしていた。
高度成長期の頃の退職者は、退職した翌月から、年金がもらえ、かつ、失業保険も貰え、裕福な生活を
送れ、バブル崩壊であくせくしている私達からみて、「羨ましい」先輩を見てきた。
60歳定年を迎えた時、年金財源に赤信号、1階建てだ、2階建てだと、65歳までは、全額支給して
もらえなかった。
マクロスライドとか何とか言って、年金額は減らされる一方。
消えた年金騒動もあり、年金行政は、行き当たりばったり、ミスの連続。
私達はまだ良い。メチャクチャで、行き当たりばったりの年金行政に、若い人達は、「年金」に希望が
持てず、年金を支える「カネ」なんて払いたくない、気持ち解ります。

試算すれば「こうなります」の公表ばかりでなく、「だから、行政府は、このように努力します」
という姿勢を示すべきだ。公僕としての役割を果たせ。

ウォーキング中に出会った花々。これから横浜です。明日はブログ休みます。

8月29日「今日は何の日カレンダー」より
焼き肉の日、秋田県の記念日、文化財保護法施行記念日、肉の日(毎月)
▲ファラデーの電力実験(1831)▲韓国併合で朝鮮に改名(1910)▲初のケーブルカー、奈良に登場(1918)
▲ドイツの飛行船ツェッペリン号が22日間の世界一周に成功(1929)▲プロ野球、テレビ本放送開始(1951)
▲宝塚歌劇「ベルサイユのばら」初演(1974)▲電電公社は、電話加入数が3千万を越えたことを発表。
アメリカ合衆国に次いで世界第2位(1975) ▲HIIAロケット成功(2001)▲米・ハリケーンカトリーナ
で被害(2005)