平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1600 ドローン(無人機)攻撃

2019-08-19 11:44:10 | 日記

17日、中東イエメンの泥沼内戦で、ドローン10機がサウジの油田施設を攻撃した。
2011年の「アラブの春」は、イエメン政府を揺るがし、サウジ支援の「暫定大統領側」とイラン支援の
「イスラム教シーア派武装組織『フーシ』」が泥沼戦を展開している。サウジとイランの代理戦争になった。
サウジ油田施設を攻撃したのは、イランが支援する「イスラム教シーア派武装組織『フーシ』」。
サウジとイランの代理戦争に加え、米国・サウジ対イランの代理戦争に発展しそう。
イラン核合意を一方的に離脱した米国は、イランに対して厳しい経済制裁。米国とイランは最悪の関係。
サウジを支援する米国も、イエメン内戦に首を突っ込むことになり、中東情勢は複雑さを増し、偶発衝突の
リスクが高まった。
フーシは、「イエメンでの攻撃や封鎖に対する報復」とドローン攻撃を認めている。
サウジは、米国から、いっぱい「高性能兵器」を買っているが、ドローン攻撃をミサイルでは防げないと認めて
いる。

ドローン攻撃は、イエメンのフーシ支配地域から1000km以上離れたサウジの油田施設。
人工知能(AI)の進歩で、兵器もどんどん高性能化され、人間の制御が効かない、兵器自身が「判断」出来る
「自律型の殺人兵器」を連想させられるドローン攻撃だ。
軍拡競争の中に、AIによる「自律型の殺人兵器」の開発競争が加わる懸念が現実味を帯びてきた。
AIが、人間のお粗末さを知り、人間を征服する、なんて、FSの世界が来そうな予感に慄然。

紛争を、武力で解決しようとする限り、人類は滅亡への道を歩むのだ。
国連中心に「話し合いの土俵」で紛争解決するしか、人類の存続はあり得ないこと、を世界の政治家は認識し、
武力行使出来ないように、全ての「兵器」を廃棄することだ。
兵器に掛かるカネを、福祉に回せるのだ。
ウォーキング中に出会った花々。

8月19日「今日は何の日カレンダー」より
俳句の日、バイクの日(総務庁)、クラシック音楽の日(1990)、トークの日(NTT) (毎月)
▲コンデンス・ミルク登場(1856)▲榎本武揚、幕府の艦船8隻を率いて品川を脱走(1868)
▲ドイツ飛行船ツェッペリン伯号が霞ヶ浦に着陸(1929)▲夏の甲子園大会準決勝、両チーム無得点のまま
試合は延長25回に。25回裏、中京商が初の得点をあげ、サヨナラ。4時間55分(1933)
▲佐藤首相、首相として戦後初めて沖縄を訪問(1965)▲新宿駅西口で停車中のバスに火のついた新聞紙と
ガソリンが投げ込まれ6人死亡(1980) ▲ソ連崩壊、ソ連8月クーデター(1991)▲イラクの国連バクダード
本部で爆破テロ24名死亡(2003)▲リオ五輪50㎞競歩で荒井広宙銅メダル(2016)