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昨日の朝刊を見て、ビックリ。ゾンビ企業が、世界で5300社あり、10年前に比べ倍増したらしい。
借金の利息払いを利益で賄えない企業のことを「ゾンビ企業」という。
(ゾンビとは、西アフリカ、カリブ海、米国南部に広がるヴードゥー教の力で、死人のまま蘇った人間のこと
から、死に体の企業が、銀行などの支援で何とか生きている、ということで、「ゾンビ企業」なんだそうです)
払わなくてはならない借金の利息の方が、儲かった利益より大きい。利息支払いで不足する分を、借金で賄う。
借金が更に増え、利息も更に増え、利息分を上回る利益が上がらないと、泥沼に。貸した銀行も、貸出を
止めると、貸した企業が倒産し、貸したお金を回収できなくなる可能性があり、損が出る。
なんでこうなったか。
安倍・黒田コンビで、アベノミクス成功させるための「ゼロ金利政策」という「金融緩和」が、世界的に行わ
れているためだ。
金利低下でも、金融機関や投資家は、儲けなければならない。将来有望と見込める貸出先や投資先企業を見つけ、
お金を貸す。ところが、有望の筈の企業が、思ったほど利益を上げられない。
金融緩和で低金利なので、有望企業が「化けて、大成長」まで何とか我慢できるが、問題は、金融市場で、
警戒感が強くなれば、ゾンビ企業への貸し出し金利を上げざるを得なくなり、財務体質が弱い「ゾンビ企業」
は資金繰りが厳しくなり、破綻・倒産する。
欧州が最大で1439社、米国923社、インドが617社、中国431社、韓国371社、台湾327社、
日本は、109社。低格付けの会社でも、社債など発行しやすい金融緩和環境が影響しているのだ。
日本企業は、「カネ余り」で、世界の国々に比べて、社債など債務依存度が低いということの結果らしい。
業種別には、将来有望産業と言われている、医療・医薬品やエネルギー・IT関連・非鉄などの企業が多い。
米中貿易戦争は、為替攻防戦に発展、金融市場が混乱すれば、ゾンビ企業の倒産、銀行などへの波及倒産と、
金融恐慌から世界経済恐慌への発展が危惧される。
「自国さえ良ければ」ではなく、「奪い合えば足りない、分け合えば余る」精神で、お願いします。
ウォーキング中に出会った花々。
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8月12日「今日は何の日カレンダー」より
国歌制定記念日・君が代記念日、●阿波踊り(~15日 徳島市)●高松おどり(~14日 高松市)
▲ミシン、登場。日本に来たのは1860年(1851)▲「君が代」祝日の唱歌に。当時、祝日は休みではなく、
子供たちは登校して、これら唱歌を合唱(1893)▲東京宝塚劇場、創立(1932)▲ソ連、水爆実験に成功(1953)
▲23歳の堀江謙一、マーメイド号で太平洋単独横断(1962)▲スペース・シャトル、初のテスト飛行(1977)
▲日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山山中に墜落。死者520人、生存者4人(1985)▲米大リーグ、無期限スト
に突入。Wシリーズが中止に(1994) ▲高知四万十市で観測史上最高の41.0℃記録(2013)