私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

ケースファンを2段重ね(タンデム)にしてみたところ、面白い現象を発見しました。

2015-12-23 12:58:30 | PC関連小物・自作パーツ
ケースファンを2段重ねにした時の記事は以下を参照ください。

ケースファン2段重ね


稼働中の様子です。





手前のLED付きファンが「Fan2」、奥が「Fan3」と SpeedFan では表示されます。 

スペック上の出力(回転数)は 「Fan2」>「Fan3」の関係にあります。


PCが無負荷アイドル状態だと、SpeedFan は以下の数値を示します。





なんと、「Fan3」は25000 rpm とありえない高回転数 を示しています。


そこで、吸気口を手で塞いてみたところ、回転数が正常に戻りました。


 




なんでこのような現象が発生するのか、考えてみました。

無負荷では、高出力の「Fan2」の流速が、低出力の「Fan3」の流速を上回り、「Fan3」は全く無負荷状態になります。
一方、回転数はファンに流れる抵抗値から換算していると思われ、無負荷では抵抗値が極端に下がり、回転数表示が極端にアップする。

これではタンデムにした意味は無いのではと考えましたが、逆に「Fan2」に対しては負荷を下げる効果があり、トータルでは省エネになるのではとも思え、もうしばらく様子を見て行きます。

また冷却効果についても、高負荷時にはより高い流速・多い流量を求められるので、その場合には意味が出てくるかもしれません。(甘い考えかも。。。)
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