私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

一つの記憶域プールに作った「ミラー」と「ストライピング」ボリュームを使ってみました。

2015-04-11 02:40:24 | サーバー
まず、最初にサーバーフォルダーに一時退避させていた、クライントPCのバックアップデータ等システム関連データをミラーボリュームに戻しました。



ストライピングボリュームには、クライアントPCの画像や音楽データをコピーしました。

この時点で、ミラーボリュームには150GB(ミラーなので実データはその半分の75GBです)、ストライピングボリュームには641GBのデータを書き込みました。



更に、ハードドライブから見てみます。

まずストライピングボリュームです。



記憶域プールの使用領域は 793GBとなっており、実書き込みデータは 641GB です。この差150GBは、ミラーボリュームで使用された領域だと思います。


次にミラーボリュームです。



記憶域の割り当てサイズが75GBとなっています。

実際にミラーで使用した領域はその2倍の150GBと考えると、先ほど見たボリュームの書き込みデータ量の150GBと合致しています。

このように、一つの記憶域プールにミラーとストライプの2つが存在している場合、HDDの残存容量を直感的に把握するのが難しくなってきます。

最後に、CrystalDiskMark で それぞれの性能を見てみました。

まず、ストライピング です。



次にミラー です。



冒頭述べたように、ストライピングでもあまり早くなっていません。

Readについてはほとんど差は無し、Write については、シーケンシャル以外でほぼ2倍の速度になっており、ここでようやくストライピングのメリットが見えた感じです。

とは言え、なんで Read の速度がアップしないんでしょうかね。。。
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