三流読書人

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ドングリ小屋住人 

ガッツ石松さん語る トトはダメ!

2005年12月06日 09時36分34秒 | 教育 
《サッカーというのは、いま子どもたちが夢中になっているものの一つでしょ。それをかけの対象にしちゃいけない。しかもそれを文部科学省がやっているということに腹が立つよね。スポーツというのは、それを通して、努力することを学び、勝つ喜び、負ける悔しさ、人間関係のあり方も教えてくれる。本当の子どもたちのためになるもの。それをギャンブルの対象にしてしまう。文科省はいったい何を考えているのかね。スポーツを振興するにはお金が必要だというのはわかる。でもそうであるなら、国がしっかり予算を出すべきでしょ。議員や文科省はそのために汗をかくべきだ。トト反対は以前からの僕の信念でね。一九九六年の総選挙で、私が自民党から立候補したときにもサッカーくじには反対した。そしたら自民党の上層部から「反対するのをやめろ」といわれて。日本体育協会や日本オリンピック委員会からも直接に「あまり反対をいわないで」といわれた。でもだめなものはダメなんだ。だからその主張は曲げなかった。いまだったら、党規違反でクビだよね、きっと。(中略)
サッカーくじは、もう借金で首が回らないところまできてるでしょ。でも当たりやすいくじをつくったり、インターネット販売まで始めた。携帯からでも買えるというじゃない。しかし、スポーツにかけを持ち込むことが、日本の風土に合わないということがはっきりしたわけだから、もうやめるべきだよ。》12月6日付『しんぶん赤旗』から

早くも累積赤字140億円、独立行政法人「日本スポーツ振興センター」全体では230億円の赤字。さらに来年4月から導入するという「直営方式」のために、100~300億円の投資をするのだという。もちろん借金で。
元文部相高級官僚の天下り先、甘い汁を吸うのはこいつらだけ。いずれツケは国民に回ってくる。