三流読書人

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ドングリ小屋住人 

イラクの破壊がはじまって2年9ヶ月

2005年12月19日 08時08分56秒 | 教育 
2003年3月よりアメリカ政府のイラクへの爆撃がはじまって2年9ヶ月。イラクの国土は壊滅的打撃を受けた。
米軍の占領下でイラク情勢が泥沼化するなかで、イラクに派兵した「有志連合」38カ各国中、11カ国がすでに完全撤退。この後、ブルガリアが撤退を年内に完了する。ウクライナも年内撤退。イタリアは、9月に300人撤退、来年1月に300人撤退、現在の2900人から、2300人に、現在3260人駐留している韓国は、約千人を来年前半から削減だという。
一方で、
日本政府は13日の閣議で、自衛隊のイラク派遣1年延長に伴い、来年3月までに使う現地滞在経費として、05年度予算の予備費86億円を支出することを決めた。
しかし、自衛隊は戦闘行為に参加することはないのだろう。日本国憲法が壁になっているからだ。現行日本国憲法が邪魔になっているのはアメリカである。
アメリカの属国としてアメリカの要求で憲法を改悪することは、永遠に属国として生きることを意味する。
「押しつけられた憲法」と改憲論者は言うが、「押しつけられた改憲論」ではないか。