伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

シオヤトンボが飛んだ憲法記念日、空にはハロ。

2020年05月03日 | 
安倍政権の危機意識の欠如は明白。新型コロナウイルスに対応するために、新型インフルエンザ等特別措置法を適用させるまでにずいぶんの時間をかけた。その間に感染を広げてしまった。

報道を聞いていると、豪華客船・ダイヤモンドプリンセスのウイルス株は武漢型だが、現在日本で流行しているのはヨーロッパ型だという。結局、武漢型はダイヤモンドプリンセスで押さえ込むことが出来たにもかかわらず、海外渡航制限を遅らせてしまったためにヨーロッパ型を拡大する結果を招いてしまった。

3月2日から小中学校等の休校要請をした。にもかかわらず、国民に移動制限を要請しなかった。当時の状況を考えても、感染を広げているのは大人だった。その大人の移動制限をしない措置が感染拡大の状況を作ってしまった。

一方、4月になって感染の拡大基調に入った時点で、小中学校の授業開始を自治体の判断に任せてしまい、あげく4月7日に7都府県に緊急事態宣言を発し、16日には、全国に拡大した。新学期を開講した学校も、これで再度休校になるなど混乱。おまけに宣言によって営業を抑制させる事業者への休業補償はなく、営業せざるをえない状況に追い込んだりした。

本来、国民が安心して自宅で過ごせるようにして、移動しなくて済むようにするためでなければならなかった生活支援も、所得制限有りの30万円にこだわり支給を遅らせ、あげくには一律10万円に舵を切るなど右往左往。

466億円かけアベノマスクと言われる布製マスクを各世帯に2枚配る事業を構築し、その費用を医療支援になどという国民の批判を受けながらも固執した。あげく、首相肝いりの看板事業で、スピードを優先した結果、粗悪品を配布することになり、いまだに多くの地域に届けることができないでいる。いまでも、マスク配布は中止して、その費用を、マスク製造や感染防止の医療品を作る事業を始める事業者への補助に使った方が、お金を活かすという観点からも大事だと思っている。

等々、この問題をめぐる政府のちぐはぐな対応は目を覆いいたくなるものがある。にもかかわらず、この事態を利用して改憲論議を進めようとする安倍首相。今、政府がすべきことは、新型コロナウイルスを封じ込めるために必要な措置をとるために神経を集中することだろう。この事態をきっかけに改憲論議を呼びかけるなど論外だ。

緊急事態宣言をどうするのか。現実には判断が難しい。感染の広がりの実態が分からないからだ。感染の不安がある人のPCR検査でも、過去の感染の実態をつかむ免疫調査でも、とにかく感染の実態を早くつかんで、その上に今後の対策を講じることが必要なのだろう、とつくづく思う。

さて、今朝の空には朝からハロが浮かんだ。








朝、愛犬の散歩をしていると、飛び去る何かが視界に入った。
周辺を探してみると、法面の下3m程にトンボが止まっていた。

シオヤトンボだ。近くにもう1匹。
夏の始まりを感じる。

田んぼに水草が浮く。ここは有機栽培の田んぼだ。
アメンボが波紋を立てていた。
植物も、虫も抱負なのはこのためだろう。

黄色の花はキツネノボタンだと思う。
その上に虫がいた。
ヤブキリの幼虫だと思う。



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