伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

四十九日の意味/キジに出会った朝

2016年02月21日 | いわき市
 ご近所に住んでいた方の通夜式が営まれ弔問してきました。

 2年ほど前まではお元気で、県道いわき石川線沿いに所有して原野と化している田んぼや畑の草刈りを、頼まなくてもいつの間にかしてくれているなど、とてもお世話になった方でした。

 晩年は調子を崩された上、奥様を亡くされ、離れて暮らしていたお子さんの嫁ぎ先に身を寄せていたのですが、82歳の人生を全うされ旅立たれました。祭壇の写真は、元気だった頃の面影そのもののお姿でした。心からご冥福をお祈り致します。

 通夜式を務めたお坊さんは、真言宗智山派のお寺さんでしたが、読経の後に説教を話し始めました。

 この中で四十九日について語り、初めてその意味を知りました。

 仏教の世界では、死んだ人は1週間ごとに違う仏をめぐって身を寄せるというのです。初七日が不動明王、ふた七日が釈迦如来、以下七日毎に文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、そして最後に薬師如来、最後の薬師如来で薬壺をいただき、正式に死後の世界に移っていくのだといいます。

 同派では、この後1周忌、13回忌などを祈り、最終的には50回忌まで祈るだといい、50回忌を超えると仏が神になるのだといいます。

目からウロコのお話しでした。

 仏のお話で一日が閉じた本日は、一日自宅で、明日の質問通告に向けて準備をしていました。

 朝、犬の散歩に出ましたが、気温は1度程度で雨上がり、そして風が吹く気象条件。スギ花粉の飛散にもっとも適した天気でした。その中、花粉対策を何もしないで歩いたものですから、今シーズン初めて鼻水とくしゃみの花粉症の症状が出てきました。油断できない季節がやってきたようです。

 その中、野鳥は活発でした。シジュウカラの群れに出会いました。10羽程度だと思いますが、地鳴きをさえずりながら、そこここに飛び回っています。



 また考えてみれば今シーズンあまり見かけることがなかったジョウビタキのメスもいました。手前の枝がジャマと思いながらシャッターをきりました。



 キジもいました。最初いきなり飛びたちましたが、こっそり戻ってきて近くを静かに歩き回っていました。こちらも物陰に隠れながら撮影にのぞむと、気配を察知するのでしょうか、周りを警戒しながら歩き去って、物陰に隠れていきます。この用心深い態度が見ものでした。



 自宅の庭にはヒメオドリコソウが花を咲かせていました。



 本格的な春に、一歩一歩近づいていくこの頃です。


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