伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

地域相談で戦跡も教えていただきました

2014年05月13日 | まちづくり
 勿来町関田の国道とJR常磐線の下を通る歩道があります。長さ約150mですが、老朽化したり、途中に大きな段差があり危険だと、改善を求める要望を現地で聞きました。

 歩いてみると、途中に生じた約30cmの段差をコンクリートで補正した場所がありました。傾斜がきつく、しかも目立たない。段差に気づかずに転倒した方もいるらしく、何らかの対応が必要との印象は持ちました。約15分説明を聞く間にこの歩道を通った住民は6人。児童・生徒も利用すると言いますから、利用者は確かに多そうです。

 さっそく調査をしてみたいと思います。



 この歩道にコンクリートの構造物が出っ張った部分が2ヶ所ありました。橋脚を取り払った後のようです。案内をしてくれた方の話によると、戦前、偏西風を利用してアメリカ本土に攻撃をかけようと飛ばした風船爆弾の発射基地に続く引きこみ線路だったといい、弾薬などを運ぶ列車が通ったとのことでした。

 目の前に戦前の記録が眠っていることに少し驚きました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿