伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

防災訓練

2014年08月29日 | 市政
 29日と30日、いわき市では防災訓練が行わます。29日に遠野で行われた防災訓練を見学しました。

 遠野町では8時40分の災害発生(場所を特定しない地震による土砂崩れ)にともない避難所に指定されている入遠野小学校、上遠野小学校の体育館に避難。同時に女性消防団や婦人会などによる炊き出し訓練が行われました。



 訓練に参加しているみなさんが取り囲んでいるのは避難所用のパーテーション。他の避難者の視線を気にしなくても良くするために仕切りとして使用されます。この他、トイレ用のテントも展示されていました。

 炊き出しで使用されるのはアルファ化米。乾飯と具材を混ぜ、お湯なら20分程度、水ならその温度により差異はあるものの、15度程土の水なら1時間程で柔らかいごはんを作ることができるもの。災害用の保存食として保管されています。食べてみるとなかなかのお味です。





 上遠野小の避難所には近くの遠野保育所の園児たちも避難してきました。黄色い防災頭巾が可愛らしいです。



 避難完了後、心臓マッサージの実地訓練とAEDの使い方の説明、丈夫な竿と毛布を利用した担架の作り方の講習が行われました。



 広島市の土砂災害で、避難のあり方があらためて問われています。避難勧告をはじめ行政の対応の問題とともに、住民自身の対応でも自ら情報を収集し、避難行動をとった方などが報道に登場しています。共助とともに自助が大事とも言われます。自助が大切なのはもちろんです。その意識を住民に深く持ってもらうためにどんな訓練が良いのか、今後も工夫雨が必要な用に思います。


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