桑原あい トリオプロジェクト
新宿ピットイン 5days
4月5日(日)20時~ 新宿ピットイン
桑原あい(pf)、須川崇史(wb)、森田悠介(eb)、石若駿(ds)
ピットインで一週間5回、すべて別編成のたいへんなプロジェクトである。行ったのはその最終日、他に行きたい日もあったが、こちらの体力もあり、昨年のピットインから一年ぶりに本来のベーシックなトリオ(ベースは両方入る場合もある)で聴きたいと、この日にした。
最初の曲、タイトルはわからないが、たいへん大きくダイナミックな音、なにかこのプロジェクトが新しいステップを踏み出した館があった。
次いで桑原自作のSun(?)、森田自作の「水平線Ⅱ」、ミシェル・ペトルチアーニ「Home」、あとセットリストとしては全部記憶できたいないが、このところ思い入れが強いレナード・バーンスタイン「マリア~サムウェア(ウェストサイド・ストーリーより」。
これはますます充実度、完成度が上がってきていて、自身のトークではこのミュージカル通しのスコアを検討したことがあり、キーになるいくつかのフレーズが繰り返しいろんなところに使われていることを発見、さらに理解が深まり好きになった、と話していた。
そうか、バーンスタインはワーグナーのライト・モティーフ的な作り方をしていたのか。それだからか、この長くいつまでも続くような「サムウェア」にひたっていると、「トリスタンとイゾルデ」のフィナーレ「愛の死」を連想した。
最後は4人で「Loro」エグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)、彼女この曲好きみたいでアンサンブルでもソロでもやっているけれど、今度はまた長く迫力、楽しさともさらにアップしたものだった。
この一年、いろんな面で変化し、進化してきた彼女の音楽、ピアノ、私はコンテンポラリー(クラシック音楽の20世紀後半あたり、いわゆる「現代音楽」と重なる)なものとしても受け取ることができるところが好きなのだが、これがさらにこなれて、楽しくもなってきた。また聴いていてさらにうまくチェイス出来るようになってきたのは、私のピアノ練習・習得も少しは効いているかもしれない。
途中に休憩もあったが、正味2時間以上、彼女スタミナもついてきたようだ。
新宿ピットイン 5days
4月5日(日)20時~ 新宿ピットイン
桑原あい(pf)、須川崇史(wb)、森田悠介(eb)、石若駿(ds)
ピットインで一週間5回、すべて別編成のたいへんなプロジェクトである。行ったのはその最終日、他に行きたい日もあったが、こちらの体力もあり、昨年のピットインから一年ぶりに本来のベーシックなトリオ(ベースは両方入る場合もある)で聴きたいと、この日にした。
最初の曲、タイトルはわからないが、たいへん大きくダイナミックな音、なにかこのプロジェクトが新しいステップを踏み出した館があった。
次いで桑原自作のSun(?)、森田自作の「水平線Ⅱ」、ミシェル・ペトルチアーニ「Home」、あとセットリストとしては全部記憶できたいないが、このところ思い入れが強いレナード・バーンスタイン「マリア~サムウェア(ウェストサイド・ストーリーより」。
これはますます充実度、完成度が上がってきていて、自身のトークではこのミュージカル通しのスコアを検討したことがあり、キーになるいくつかのフレーズが繰り返しいろんなところに使われていることを発見、さらに理解が深まり好きになった、と話していた。
そうか、バーンスタインはワーグナーのライト・モティーフ的な作り方をしていたのか。それだからか、この長くいつまでも続くような「サムウェア」にひたっていると、「トリスタンとイゾルデ」のフィナーレ「愛の死」を連想した。
最後は4人で「Loro」エグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)、彼女この曲好きみたいでアンサンブルでもソロでもやっているけれど、今度はまた長く迫力、楽しさともさらにアップしたものだった。
この一年、いろんな面で変化し、進化してきた彼女の音楽、ピアノ、私はコンテンポラリー(クラシック音楽の20世紀後半あたり、いわゆる「現代音楽」と重なる)なものとしても受け取ることができるところが好きなのだが、これがさらにこなれて、楽しくもなってきた。また聴いていてさらにうまくチェイス出来るようになってきたのは、私のピアノ練習・習得も少しは効いているかもしれない。
途中に休憩もあったが、正味2時間以上、彼女スタミナもついてきたようだ。