長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

ああ今日も行く!

10月9日  日の出

2021年10月11日 | 暮らし

 

 

春はあけぼの で始まる「枕草子」

清少納言は、「春は明け方がいい」といった。

次いで、「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬は早朝」

 

 

秋は夕暮 夕日の差して山の端 いと近うなりたるに、

烏の寝所へ行くとて、三つ四つ二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。

なのだが。。

 

我が家は近くの山を西に背負っているので、

夕暮れの写真は遠く東方まで行かないと撮れない

 

という事で横着親父は秋は夕暮れではあるが

撮影場所が近いが故、あけぼのを撮ってみた。

う~ん。あはれ、物悲しい秋にはやはり黄昏。

朝陽では?だよね。

 

其れなのに、我が家の裏山、早朝5時前

 

 

やはり朝は希望。

秋だけど朝は秋の雰囲気ではない ?

 

展望スポットには一組の若いカップルが夜明けを見に来ていた。 

私が突然に表れたので急遽夜明けのスキャットに変えたのかな。

悪いことしちゃったかなゴメン。

少し肌寒い。

遠く志賀高原の山々。夜明け前

 

 

 

 

 

街路灯が次第に消えていき 屋根が白んでくる。

 

 

希望の太陽が昇ってきた。さあ今日も元気に行こう!

ああ、やっぱり秋の雰囲気ではないよ。

 

 

 

希望の夜明けを撮り終えて帰宅。

 

 

今朝はハチミツの課題が有った。

 

ハチミツを瓶詰にしていた時に、

無性にホットケーキにハチミツをかけて食べたくなった。

しかしホットケーキは家になかったので

トーストに塗って食べることにしていたのだ。

 

早速、食パンをトーストにした

 

粘度の高いハチミツだったが、トーストに塗ったら

パンが熱いためミツが柔らかくなり流れ出ていく。

 

こぼさないようにあわてて一口。

 

意外と甘さは控えめな感じでサラリとしている。

朝食として食べるなら有塩バターを塗った上に

蜂蜜をかけたほうがいいかな、

少し塩分が欲しいそんな気がした。

 

ニッキの香りが好きな私は

シナモンパウダーをほんの少しかけてもいいと思った。

紅茶があうかも。 想像を膨らませた。

 

トーストにハチミツは初めてだったが

自家製ハチミツなので気兼ねなく、

たっぷり食べられて少しリッチな気分になれた。 

満足。

 

 

 

昼は快晴に近く外は秋風が気持ちがいい。

我が家から遠く菅平を望む。

青空のグラデーションが鮮やか、

地上から高くなるほどに青色が濃くなっていく。

 

空の青で思い出すのが

私が描いた市内の風景、水彩画

先生に空の青さは、上の方が濃くならないとと指摘された画

青い空を見るといつもこの画の失敗を思い出す。

 

地上近くが濃い青で、空高くなると薄い青になっている。

グラデーションが逆だ。

 

 

 

 

 

北斎の「富嶽三十六景」の一図「武州玉川」

ベロ藍(あい)に彩られた浮世絵。

 

ベロ藍(ペルシアンブルー)は

17世紀にベルリンの染色業者が作り出した。

ベルリンが江戸でベロと略されてベロ藍と呼ばれた

 

この浮世絵を見てもわかるが

空の青が下から上へ濃くなっていくグラデーションが綺麗だ

 

北斎の特徴、空の一番上が一筋のベロ藍で描かれている。

 

 

 

ベロ藍について書いていてふと思ったが

万年筆のインクのブルーの成分は何だろう。

インクの匂いって鉄の匂いがした記憶が有るがどうなんだろう。

 

高名な画家が具材に青インクを使い水彩画にしていたことを思い出した。

紺青の主成分はフェロシアン化鉄(III)らしい

成分。後で調べてみたい。

 

 

 

 

午後になったので500円硬貨をATMで流そうと

先ず貯金缶を開けた。

 

 

 

 

これを持って、いそいそATMへ

 

そうしたらなんと休日は硬貨が入れられない。

 

月曜日に延期。

 

それでは次回迄。

 

再見!

 



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2 コメント

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Unknown (yuko)
2021-10-12 16:59:05
山国に住まいする男衆は秋の哀れを撮ろうと裏山から秋の曙撮影、少々の不満はお有りのようだがまあまあと、蜂蜜たっぷりのパンなど召し上がり、昼は空の碧さについての一考察。
硬貨は流れて行かなかったけれど、豊かな一日。
都の男衆は南の海へ…相も変らぬ健啖ぶり、南国らしい魚も釣れて、ご満足かな~と思われますよん。
北國の片隅で媼は一人いじけて…それでもご近所から栗の甘露煮をいただき、口福にニンマリしたようだとさ。
ってなことでした。

昨日昼、NHK で「Good Will Hunting 」をやっていて、何度か観たのですが、また観てしまい、マットデイモンとベンアフラックの若い瑞々しい眼差しに心動かされました。
やはり若さは何物にも代え難いものですね、羨ましい。
フレーフレー大谷さんと藤井三冠 !
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Unknown (信天)
2021-10-13 03:30:57
田舎のオサンは信州という国の自然に恵まれました。
この齢でカメラにたどり着いた今、おかげさまで題材には事欠きません。
若い頃はツッパリの性格が軋轢を生んで友達も少なくて生きづらかった部分も多く有りました。
しかしそれもブログを書く今、記事に使えているんで幸せです。
何が自分の血や肉になるのかわからないものです
大したブログでは無いんで、だからどうという事でもないんですけどね。
それでも十年も続いてくるとそれなりの財産です。
最近ではブログの中でのこうしたコメントのやり取りが一番充実している気がしてます。

「Good Will Hunting 」私も1年ほど前に観ました。
私は劣等生でしたので頭の良い人には憧れが有ります。
そう言った意味で廊下掃除の途中で掲示板に回答を描く場面は印象的でスリリング、楽しく観れました。
私の葛藤なんて女房のつまみ位なんで彼らの葛藤とはえらく違う。
そんなところにも映画作りの巧さを感じます。
二人がわかり合える最後が印象的でした。

竜王戦二局目楽しみですね。
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